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中央本線鈍行の旅

2013-03-27 18:38:06 | 雑記
東京在住の方だと、中央線といえば東京と高尾を結ぶ中央線の快速電車をイメージすると思います。ただ、中央線と言わず中央本線と聞けば松本や南小谷へ行く特急あずさが出てくるでしょう。そんな中央本線は青春18切符で旅した思い出があります。

もっとも、中央本線は東京と塩尻を結ぶ中央東線と、塩尻と名古屋を結ぶ中央西線があることを知っている方はちょっとした鉄道マニアだと思います。今回ネタにするのは、鈍行の本数が少ないので18切符では旅しにくい中央西線の思い出です。

18切符で中央西線を旅するには、どうしても朝早くに名古屋にいる必要があるので、泊まらないなら大垣夜行の利用は必須条件でした。中津川までは本数もありますが、その先を直通する鈍行はなかなかありません。もっとも、この中央西線は旧中山道に平行して走っているので、その待ち時間を逆に利用して旧中山道の宿場町の妻籠宿へ行くことを考えました。

妻籠宿は南木曽駅からバスに乗らないと着かない場所にありますが、確かに中山道の宿場町の雰囲気をよく残しています。ただ、観光客を迎えるには足元を整備しなければという発想だったらしく、江戸の町にしてはきれいすぎる印象もあります。公園にでも行ったのかと錯覚もしました。

そういう意味では、知名度では劣るものの、電車で南木曽の先にある木曽福島の方が宿場町の雰囲気を残していました。木曽福島は明治時代に大火で焼けていて、妻籠とは違って江戸時代の街並みではありませんが、「千と千尋の神隠し」に出てきそうな旅館など、意外なところに雰囲気のある街を見つけたと思いました。

帰りは塩尻で乗り換えて、中央東線で横須賀線カラーの115系鈍行列車に揺られました。中央東線は諏訪湖などあずさでも何度か見ているお馴染みの景色ですが、発見だと思ったのはオオムラサキの里、日野春駅です。

鈍行だとよく特急の通過待ちで長時間停車することがありますが、この日野春駅は八ヶ岳と南アルプス甲斐駒ヶ岳が同時に見張らせるスポットです。曇り空や雪のない季節だとあまりよく見えないので、私が行ったのが3月で快晴の日だった幸運もあって覚えているのでしょう。
コメント
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