Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

大分戦プレビュー

2013-03-13 18:57:19 | 浦和レッズ
ACLの激戦から中3日と強行日程の浦和は、アウェイで大分と対戦します。大分のホームスタジアムは2002年W杯のベスト16、スウェーデン対セネガルの会場になった巨大なスタジアムです。屋根が開閉式でサポーターが濡れない、見やすいスタジアムです。

大分は昨年はJ2で6位という成績ながら、昨年から導入された3位から6位までがトーナメントで対戦する昇格プレーオフを勝ち抜いてJ1に上がってきたチームです。経営危機になってJリーグから6億円も借金をした苦境を市民からの募金で乗り越え、再びJ1の舞台に戻ってきたのは素晴らしいと思います。

大分は清水で長谷川監督のアシスタントだった若手監督の田坂監督が率いるチームです。戦術は3バックですが、トルシエ元日本代表監督のフラット3とよく似た、コンパクトなラインディフェンスを引いているように、開幕戦のFC東京戦の映像を見た限りでは思えます。

田坂監督は大分がJ2で6位のチームだというところは考慮しないといけないと本音も覗かせますが、目標はタイトル獲得と強気です。昨年のチーム得点王の三平を京都に引き抜かれており、戦力的には苦しいはずです。もっとも、コンパクトなサッカーで昨年成功した鳥栖の例もあるので、浦和相手には走り勝とうとしてくるでしょう。

浦和はACLのムアントン戦でメンバーの一部を休ませながら勝つことができました。この大分戦も休養する選手が出るかもしれません。ナビスコ杯予選をシードされた浦和は、大分戦の後はしばらく試合がないので、無理も多少は効くと思います。

浦和で気になるのはFW興梠が公式戦4試合で無得点ということです。確かにスピードを生かしてうまくくさびに入る動きはチームの中で機能していますが、やはりFWなので得点という結果は欲しいです。トップ下という新しいポジションで輝いている原口が代わりに点を取っていますが、長いシーズンでは興梠が点を取れないと厳しいので、是非興梠の活躍で勝った試合を見たいと思います。
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姉妹2トップ(3/11なでしこ対デンマーク)

2013-03-13 18:11:34 | レディース
なでしこジャパンのアルガルベ杯は1勝2敗でグループリーグ3位という残念な結果に終わりました。もっとも、思い切って若手を試せる機会は今回くらいしかないので、結果はある程度度外視しても許される試合でもあります。

このデンマーク戦は大儀見、永里亜の姉妹2トップが話題になっていました。大儀見は代表では中心選手の地位を確保していますが、永里亜がようやく偉大な姉に並んで、今回のチャンスを得ました。永里亜は日テレ時代はFWでしたが、いろんなポジションができる選手で、姉妹2トップは予想していませんでした。

FWとしてのテクニックはまだまだ永里亜は姉にはかなわず、引いてボールを引き出す技術や2点目につながった裏へ飛び出すタイミングなどいいところを見せた大儀見の存在感に比べると、永里亜はあまり目立った活躍はできませんでした。今シーズンから永里亜も姉を追うようにドイツのポツダムに移籍したので、そこでどこまで成長できるか次第でしょう。

また、近賀の負傷で代役が必要だった右SBには岡山湯郷の加戸を起用しました。逆サイドにボールがあるときの守備に若干課題はありますが、積極的に攻撃参加できる身体能力の高さは売り物です。まだまだ近賀のように精度の高い攻撃はできませんが、これからの成長に期待できる素材です。

デンマークは3バックですが、リベロの位置を前後させて4バック気味にも変えてくることもあります。女子サッカーでは身体能力的に3バックは難しいと元なでしこジャパン監督の上田栄治氏が話しており、事実両サイドの裏は比較的容易に取れました。

川澄の先制ゴールはまさにその位置からのシュートで、一見クロスがミスキックになったように見えますが、本人は相手GKが前に出ているのが見えたと、狙っていたようなコメントでした。

まだ後半を見ていないので、途中出場の選手のコメントはできませんが、女子W杯予選を通過できないデンマークには負けられないと思っていたので、2-0という最終スコアはまあまあです。野球のWBCもあるので最近はスポーツ花盛りで、女子サッカーを見ている時間があるかどうかはわかりませんが、見られたら何か書こうと思います。
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