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ヨルダン戦プレビュー

2013-03-22 20:23:33 | ワールドサッカー
いよいよ来週の火曜日、日本代表のW杯出場権がかかるアウェイのヨルダン戦が行われます。ヨルダンの首都、アンマンのスタジアムは関塚ジャパン時代の五輪代表が試合をした経験があります。もっとも、このときの対戦相手は地元ヨルダンではなく、中立地開催を強いられたシリアだったので、スタンドはがらがらで今回の試合の雰囲気は当時とは違うでしょう。

ヨルダンはアジアの中では新興勢力ですが、イラク五輪代表を率いてアテネ五輪4強の実績を誇る名将ハマド監督が指揮を執るチームです。2011年のアジアカップではサウジアラビアを出し抜いて日本に次ぐグループ2位で決勝トーナメントに進出しています。

このときの日本戦は印象的です。ヨルダンは4-5-0-1と表記できる、中盤の5人を横に並べて日本のスペースをなくす、徹底的な格下サッカーを見せました。吉田の体に当たって入った幸運な1点をロスタイムまで守り引き分けに持ち込みました。

ヨルダンは昨年6月、最終予選で埼玉スタジアムに来ています。しかし、このときは直前のホームのイラク戦を引き分けに持ち込むことで力を使い果たしていた印象で、引くか攻めるか中途半端だった戦いぶりに加え、退場者まで出して日本に0-6で敗れています。

ヨルダンの注目選手はGKのシャフィーです。2004年にアジアカップで日本と対戦しPK戦までもつれた試合でゴールを守っていたベテランです。オマーンのGKアルハブシのように、プレミアリーグの正GKではありませんが、ヨルダンはシャフィーのチームと言える役割を担っています。

ヨルダンはザッケローニがセットプレーでボールウォッチャーになる癖を指摘しており、アジアカップの吉田の同点ゴールもセットプレーです。イラクとのアウェイ戦を見ましたが、シャフィーはそのセットプレーの弱さを補強する獅子奮迅の活躍で、DFが動いていないところに積極的に飛び出せています。

今回の最終予選B組は日本が勝ち点13と独走していますが、2位以下は混戦になっており、勝ち点4で最下位のヨルダンにもまだ予選通過の2位になる可能性があります。ヨルダンが勝ち点3を狙うか1を狙うかで日本の戦略は変わってきますが、ヨルダンは直前の親善試合でベラルーシに1-0と勝利しチームコンディションはいいでしょう。日本代表のことはカナダ戦の映像を見てから書きます。
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