Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

14年前を思い出す(リバプール対トットナム)

2013-03-18 15:55:37 | ワールドサッカー
今日は病気で会社を休んでいるので、こんな時間の更新になります。こういうときはワールドサッカーを見るチャンスで、イングランドプレミアリーグのリバプール対トットナムを見ました。このカードを見た理由は二つあり、一つは14年前にイングランドに行ったときに見たカードと同じだったことで、もう一つはトットナムにリーグ得点ランキング3位のベイルがいたことです。

最終スコアは14年前と同じように、3-2でリバプールの勝利に終わりました。当時も試合に出ていたリバプールDFキャラガーとボランチのジェラードを見られたのは懐かしかったです。

また、お目当てのベイルは、リーグ得点ランキングの上はスアレス(リバプール)とファンペルシー(マンU)というワールドクラスだけに、どんな選手かは楽しみにしていました。意外にも、ベイルはストライカーではなく、トップ下でした。

国際的にはあまり強くないウェールズ代表なので、W杯で見ることは難しそうなのは残念ですが、この日のベイルは得点こそなかったものの、トップ下としてのテクニックは十分見ることができました。トットナムの得点者は2点ともCBの5番の選手でしたが、一つはベイルの速くて正確なクロスのアシストでした。

また、ベイルは味方にシュートを打たせる華麗なヒールキックも見せており、なるほど欧州リーグで強豪インテル(イタリア)に勝つわけだと納得できました。リバプールでは、ウルグアイ代表FWのW杯ハンド男、スアレスが目立ちました。

リバプールはスターリッジ、スアレスと2トップが両方俊足なので、カウンターの方がいい形を作れます。スアレスは1点目を決めましたが、これがリバプールらしいカウンターが機能した形で、左SBホセ・エンリケのスルーパスに走り込んだスアレスが狭いスペースに強引に体をねじ込んでワンタッチで決めた美しいゴールでした。

リバプールでは冬の移籍市場でインテルから獲得した、ブラジル人MFのコウチーニョもいい動きをしていました。彼はパサーで、ダイレクトでいいパスを出す、小野伸二のような選手です。彼の場合はブラジル人なので代表争いが世界一厳しいので、ベイルとは逆の意味でW杯では見られそうもないのは残念ですが、いい選手だということは十分わかりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あのマンUが(マンU対Rマドリード)

2013-03-18 15:09:35 | ワールドサッカー
欧州CL決勝トーナメント1回戦、マンチェスターU(以下マンU、イングランド)対Rマドリード(スペイン)をビデオで見ました。マンUはNHK-BSで見慣れていますし、香川真司が出場しなかったことも知っていますが、あえてこの試合を見た理由は普段見られないRマドリードの戦い方をチェックするためでした。

Rマドリードの監督は通訳からワールドクラスの指導者にのし上がったモウリーニョ監督です。FCポルト(ポルトガル)、インテル(イタリア)で2度欧州CLを制した実績があり、名将中の名将のマンUファーガソン監督が一目置く監督です。

モウリーニョはインテル時代にバルセロナ(スペイン)相手にボール支配率20%台で逃げ切った伝説の試合をした、手堅いサッカーをする監督です。ただ、スペインのファンは面白いサッカーを見せて欲しいと要求するので、勝てばいいというモウリーニョのスタイルが受け入れられるかは微妙だと思っていました。

しかし、このマンU戦はさすがモウリーニョという試合でした。この日のRマドリードを見てわかったのは驚異的なボール支配率で、あのプレミアリーグ首位のマンUが自陣に2ラインを引いて守りカウンター攻撃に賭けざるを得なかったのは驚きでした。

それでも、モウリーニョらしい手堅さは選手の配置に表れていて、ダブルボランチに守備が強いケディラとシャビ・アロンソを置いてリスク管理をしていました。攻撃的MFにはボールが持てるエジルを真ん中に置いて、ディマリアに左右両方を仕掛けさせて、マンUのボール支配率を30%台にする圧倒的な内容でした。

しかし、この試合は第1戦をRマドリードのホームで1-1で引き分けた第2戦のマンUホームの試合です。0-0の引き分けでは敗退するRマドリードはどこかで仕掛けなければいけないはずで、それが注目ポイントのまま0-0で前半を折り返します。

先制点は意外にも、引いていたマンUに入ります。RマドリードDFセルヒオ・ラモスのオウンゴールで、これでRマドリードは2点取らないと敗退することになります。結果的にこの試合を動かしたのはマンUのMFナニの退場です。これで勝負手が打ちやすくなったモウリーニョは、右SBアルベロアを下げてトップ下のモドリッチを投入します。

このモドリッチのゴールで追い付いた時間もRマドリードには幸運でした。RマドリードベンチはFWベンゼマを用意して総攻撃に出る予定でした。誰に代えて入れるつもりだったかはわかりませんが、おそらく守備の選手を下げると思われたので、この交代をしないで済んだことがRマドリードの逆転勝利につながりました。

ただ、この試合があまりにもレベルが高かったので、直後に見た浦和の試合で物足りなさを感じてしまいましたが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする