今回の野球のWBCは、試合時間が夜遅いので最後までは見られないこともありますが、無事に準決勝進出を決めてくれて楽しく見ています。1次ラウンドの初戦でブラジル相手にまさかの苦戦をしたときは先が思いやられましたが、今回のWBCのルールは選手層の厚い国に有利になっています。
球数制限で先発投手が長くても5回くらいしか投げられないので、強力なエースを持っているだけでは勝てず、中継ぎにもいい投手が何人もいないと厳しいです。そういう意味では、日本が野球大国で使える投手が何人もいることが、今回の準決勝進出の理由だと思います。
日本で最も信頼できる前田健太は準決勝に先発します。前田健太で負けたら仕方がないというベストな起用で、ここまで来ればメジャーの一流どころが並ぶ相手と対戦するでしょうが、是非世界に前田健太の名前をアピールして欲しいです。
キーとなった試合は延長戦を制した2次ラウンドの台湾戦です。相手の先発はメジャー通算60勝でヤンキースにも在籍した王建民で、日本打線は封じられ常にリードを許す展開でした。しかも、8回表にせっかく同点に追い付きながら、その裏に勝ち越し点を入れられ雰囲気は最悪でした。
9回表の日本の攻撃は2アウトまで追い込まれます。しかし、鳥谷が選んだ四球が大きな価値を持ってきます。この緊迫した状況で、鳥谷のプレーはなんと盗塁でした。アウトになれば即負けというギャンブルに近い手ですが、見事この賭けに勝ち、井端の同点タイムリーで延長戦に持ち込みます。
クローザーを8回から登板させていた台湾にとっては苦しい展開で、日本は牧田が相手のバント失敗の飛球をダイビングで取る好プレーも出て、中田の決勝犠飛でこの台湾戦を見事に勝利します。その勢いでオランダ戦を打線の力で勝ち、準決勝進出を決めました。
WBCは各チームのエース級を中継ぎで投入できる超豪華メンバーですが、確実に勝たなければいけない試合が続くので、投手の代え時を間違えると大変です。悪いと思ったら先発投手を2回でも代える必要があるのは社会人野球の都市対抗に似ていると思います。
田中将大が先発で良くないと見たらすぐに中継ぎにする柔軟性も山本浩二監督は持っていて、これだけ日本中が注目する試合の監督にかかるプレッシャーは相当のものでしょうが、ここまで来れば3連覇は期待したいと思います。
球数制限で先発投手が長くても5回くらいしか投げられないので、強力なエースを持っているだけでは勝てず、中継ぎにもいい投手が何人もいないと厳しいです。そういう意味では、日本が野球大国で使える投手が何人もいることが、今回の準決勝進出の理由だと思います。
日本で最も信頼できる前田健太は準決勝に先発します。前田健太で負けたら仕方がないというベストな起用で、ここまで来ればメジャーの一流どころが並ぶ相手と対戦するでしょうが、是非世界に前田健太の名前をアピールして欲しいです。
キーとなった試合は延長戦を制した2次ラウンドの台湾戦です。相手の先発はメジャー通算60勝でヤンキースにも在籍した王建民で、日本打線は封じられ常にリードを許す展開でした。しかも、8回表にせっかく同点に追い付きながら、その裏に勝ち越し点を入れられ雰囲気は最悪でした。
9回表の日本の攻撃は2アウトまで追い込まれます。しかし、鳥谷が選んだ四球が大きな価値を持ってきます。この緊迫した状況で、鳥谷のプレーはなんと盗塁でした。アウトになれば即負けというギャンブルに近い手ですが、見事この賭けに勝ち、井端の同点タイムリーで延長戦に持ち込みます。
クローザーを8回から登板させていた台湾にとっては苦しい展開で、日本は牧田が相手のバント失敗の飛球をダイビングで取る好プレーも出て、中田の決勝犠飛でこの台湾戦を見事に勝利します。その勢いでオランダ戦を打線の力で勝ち、準決勝進出を決めました。
WBCは各チームのエース級を中継ぎで投入できる超豪華メンバーですが、確実に勝たなければいけない試合が続くので、投手の代え時を間違えると大変です。悪いと思ったら先発投手を2回でも代える必要があるのは社会人野球の都市対抗に似ていると思います。
田中将大が先発で良くないと見たらすぐに中継ぎにする柔軟性も山本浩二監督は持っていて、これだけ日本中が注目する試合の監督にかかるプレッシャーは相当のものでしょうが、ここまで来れば3連覇は期待したいと思います。