今日は梅雨らしい、一日雨の天気でした。梅雨の花といえば紫陽花で、身近にはあまりないと思っていましたが、会社の近くで見つけました。知人のブログで聞いた話では紫陽花は丈夫な花で、あまり手入れをしなくても花は咲くそうで、確かに一般家庭の庭先でいくつか見つけました。
日本と反対側のA組で、勝ち点11で並んでいた韓国対ウズベキスタンはリーグの行方を左右する大一番でした。最終戦が首位韓国と3位イランの対戦なので、韓国は勝ってイランが敗れないと突破は決まりませんが、ウズベキスタンは勝てば突破決定と有利な立場でした。
韓国のカタール戦を見る限り、韓国はFWやウイングにはいい選手を輩出しますが、トップ下を本職にする選手はいない印象です。カタール戦ではトップ下に置いたプレミアリーグ、ボルトン所属の李青龍(17番)がサイドに流れる癖があり、FWの李東国(20番)を入れてトップ下を置かない布陣にしたら機能しました。
そのため、この日の韓国代表が李青龍を右ウイングにした4-4-2を選択したのは予想通りでした。また、ザックジャパンとの違いはFWに196cmのキム・シンウク(18番)を置いてアーリークロスを多用した点が目立ちました。
もっとも、私はキム・シンウクにあまりいい印象はなく、昨年ウルサン現代の一員としてクラブW杯に1トップで出場したものの機能せず、ウイングで出場したイ・グノ(11番)を本来のFWで起用していればという悔いが残った試合の印象があります。
日本では、長身で味方のいいボールを待つタイプのFWは「電柱」と言われ、あまり評価されないことが多いです。世界にはコラー(チェコ代表)、クラウチ(イングランド代表)、パブリュチェンコ(ロシア代表)の例がありますが、チェ・ガンヒ監督がなぜこの電柱にこだわるか、試合前は理解できませんでした。
しかし、試合を見て納得できました。ウズベキスタンというチームがCBにパワーがあるからです。スピード型を置いたらフィジカルで潰されると判断しての起用に、キム・シンウクは何度かアーリークロスを頭で落とし、チャンスを演出して応えました。
結果はオウンゴールの1点で決着が着いた韓国の1-0の勝利でしたが、このゴールは金英権(20番)のクロスからで、キム・シンウクを信じて韓国がクロスを上げ続けた故のオウンゴールです。得点の形は偶然でも、勝利は必然だったと思います。
ウズベキスタンは韓国とは逆に、トップ下にはジェパロフ(8番)といういい選手がいました。カウンター主体だったウズベキスタンも、ジェパロフにボールを収めることはできていました。しかし、この日のウズベキスタンを見る限りではFWが足りません。1トップのバカーエフ(10番)はアジアカップのヨルダン戦で2点取った実績はありますが、この日はコンパクトに戦った韓国の前に持ち味のスピードを消されました。
この試合の結果、韓国はイラン戦で勝つか引き分ければ予選突破、ウズベキスタンはカタールに勝って他力待ち(イラン敗戦)になりました。アジアの他チームを見る機会は意外とないので、今回のNHK-BSの生中継は楽しませてもらいました。
トップ画像が思いきりぶれていたので、スタメン再掲します。
韓国のカタール戦を見る限り、韓国はFWやウイングにはいい選手を輩出しますが、トップ下を本職にする選手はいない印象です。カタール戦ではトップ下に置いたプレミアリーグ、ボルトン所属の李青龍(17番)がサイドに流れる癖があり、FWの李東国(20番)を入れてトップ下を置かない布陣にしたら機能しました。
そのため、この日の韓国代表が李青龍を右ウイングにした4-4-2を選択したのは予想通りでした。また、ザックジャパンとの違いはFWに196cmのキム・シンウク(18番)を置いてアーリークロスを多用した点が目立ちました。
もっとも、私はキム・シンウクにあまりいい印象はなく、昨年ウルサン現代の一員としてクラブW杯に1トップで出場したものの機能せず、ウイングで出場したイ・グノ(11番)を本来のFWで起用していればという悔いが残った試合の印象があります。
日本では、長身で味方のいいボールを待つタイプのFWは「電柱」と言われ、あまり評価されないことが多いです。世界にはコラー(チェコ代表)、クラウチ(イングランド代表)、パブリュチェンコ(ロシア代表)の例がありますが、チェ・ガンヒ監督がなぜこの電柱にこだわるか、試合前は理解できませんでした。
しかし、試合を見て納得できました。ウズベキスタンというチームがCBにパワーがあるからです。スピード型を置いたらフィジカルで潰されると判断しての起用に、キム・シンウクは何度かアーリークロスを頭で落とし、チャンスを演出して応えました。
結果はオウンゴールの1点で決着が着いた韓国の1-0の勝利でしたが、このゴールは金英権(20番)のクロスからで、キム・シンウクを信じて韓国がクロスを上げ続けた故のオウンゴールです。得点の形は偶然でも、勝利は必然だったと思います。
ウズベキスタンは韓国とは逆に、トップ下にはジェパロフ(8番)といういい選手がいました。カウンター主体だったウズベキスタンも、ジェパロフにボールを収めることはできていました。しかし、この日のウズベキスタンを見る限りではFWが足りません。1トップのバカーエフ(10番)はアジアカップのヨルダン戦で2点取った実績はありますが、この日はコンパクトに戦った韓国の前に持ち味のスピードを消されました。
この試合の結果、韓国はイラン戦で勝つか引き分ければ予選突破、ウズベキスタンはカタールに勝って他力待ち(イラン敗戦)になりました。アジアの他チームを見る機会は意外とないので、今回のNHK-BSの生中継は楽しませてもらいました。
トップ画像が思いきりぶれていたので、スタメン再掲します。