Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

カズのサイン

2013-06-06 21:49:25 | 他チーム
近所の薬局で見つけた、横浜FCのFW三浦知良(カズ)選手のサインです。撮影許可はもちろんもらっています。カズはサインには丁寧に応じてくれるそうですが、このサインを入手するには横浜FCの練習場に行かないといけないはずで、薬局の店員さんの中によほどのサッカー好きがいると思います。

カズといえば日本代表91試合のキャリアを誇る伝説の選手です。カズの少年時代は、まだ日本サッカーの弱い時代で、Jリーグのユースチームのような育成機関はありませんでした。どうしてもうまくなりたかったカズの選んだ道は、ブラジルへの単身武者修行でした。

のちにセリエAに挑戦したカズは短期間にイタリア語を習得して周囲を驚かせましたが、それができたのはブラジルの経験が大きかったでしょう。また、プロがどういうものか日本にもたらした先駆者もカズです。今、カズが現役でプレーできているのは、ブラジルでのプロ経験から、チームを移ることに抵抗感がなく、契約してくれるチームがあればどこでも行くとドライに割り切れるのも一つの要因だと思います。

カズのプレーで思い出すのは、1998年のW杯最終予選、ウズベキスタンの4得点です。この当時はそれまで中立地集中開催だったアジアのW杯最終予選が急遽ホームアンドアウェイに変わり、国立競技場に予選の4試合がやってきたことで見られました。

4年前のドーハの悲劇で、W杯に出ることがどれだけ難しいか実感した日本のサッカーファンにとって、このウズベキスタン戦は緊張する試合でした。そんな緊張から救ってくれたのがカズのゴールでした。その後、無得点が続き物議を醸したカズですが、このウズベキスタン戦の活躍は今でも輝いています。

また、カズは岡田監督が直前に代表を外し、念願のW杯のピッチはあとわずかのところで達成できませんでした。日本サッカーのパイオニアだったカズに、W杯のピッチを踏んで欲しかった思いは今でもあります。もっとも、カズ自身は46歳になった今でも、現役である限り代表を狙うと公言しています。フットサルでW杯は経験しましたが、サッカーでもW杯は狙っているので、夢は追い続けて欲しいと思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豪州戦マニアック分析

2013-06-06 18:37:20 | ワールドサッカー
私はスタンドで豪州戦を見ました。テレビのニュースでこの試合が取り上げられているのを見ると、すごい試合を見たんだなと改めて感じます。ただ、代表戦はチケット代が高いので、私の席はピッチの遠いメインアッパーです。戦術的なことはわかりますが、イエローカードが見えないなど細かいところは見えません。

そのため、あとで豪州MFオアーの先制点と、日本の同点PKの場面をビデオで確認しました。確かにオアーのシュートはミスキックが偶然入ったように見えますが、その前のプレーで日本DFがオアーにまとめて3人抜かれているのは問題です。祝賀ムード一色でこれを指摘したメディアはありませんが、選手はわかっているでしょう。

また、PKの場面は映像で見れば完全に豪州左SBマッカイのハンドです。ただ、こういうクロスが偶然当たったハンドは、故意ではないという理由で取らない主審もいます。主審はバーレーン人で日本とも豪州とも縁のない人で、取らない可能性があったPKを取ってくれたのは幸運でした。

日本はいつものメンバーでいつもの戦術ですから、あまり発見するようなことはないですが、左サイドの香川真司と長友佑都の連係は良かったと思います。香川真司の得意なバイタルエリアは豪州が人数をかけて潰しに来たので、香川真司のパスはいい形がなかなか出せませんでした。

しかし、それならばと香川真司得意の一瞬の切れでフリーになったわずかなタイミングでシュートも打ちましたし、持って長友佑都が上がるまでタメを作って待てるのはさすが香川真司でした。

豪州くらいの強豪チームになれば、一目ではっきりわかるほどの弱点は見つからないだろうと思っていました。ただ、豪州のカウンターの精度は必ずしも高くなく、セットプレーでDFを上げているタイミングで日本がカウンターを掛ければチャンスを作れていました。

また、豪州は英語圏なので、私の下手な英語で相手サポーターに声をかけてみました。「Soccerloo(豪州代表のこと)fight very good」と言うと、返ってきた言葉は日本語で、「オーストラリアはまあまあだったね」でした。なるほど在日の豪州人かと気がつきました。日本代表の印象は英語で「skillful and tactical」(うまくて戦術的)という言葉でした。こういう小さな国際交流は代表戦が埼玉スタジアムにやってきたときの楽しみで、ちょっと勇気があればできるので、是非やってみて下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする