Kobby loves 埼玉&レッズ

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アジア最終予選他カード動向

2013-06-19 18:35:44 | ワールドサッカー
一年間の長丁場だったアジア最終予選も、昨日最終戦が行われ、自動通過の2位以内のチームが決まりました。その通過チームは日本、オーストラリア(以下豪州)、イラン、韓国と順当な名前が並びました。もっとも、最終戦にもドラマがありました。

日本のB組は豪州がイラクに勝てば決定でしたが、引き分け以下だとオマーンがヨルダンに勝った場合抜かれる厳しい立場でした。豪州はイラクに1-0と勝利して辛くもW杯出場を決めましたが、イラクの敗退が決定していて敵地の最終戦となるとモチベーションが下がっているのに救われました。

3位争いはヨルダンが1-0とアウェイ初勝利でオマーンを押し退け、最終戦で3位を確定させました。ヨルダンとオマーンの健闘はこの組をもつれさせた大きな理由で、中東のアウェイに行ったら何が起こるかわからないことを、日本や豪州も実感したと思います。

反対側のA組は韓国対イランが注目カードでした。どちらも勝てば決定、引き分けなら首位韓国が決定というしびれる試合でした。NHK-BSの映像は後日確かめるつもりですが、結果はイランが1-0で韓国を破りW杯出場を決めました。

韓国の通過はウズベキスタンの他力待ちになりました。試合前の段階で得失点差で6点リードしていた韓国の通過は有望でしたが、ウズベキスタン対カタールが5-1という大差がついたので、韓国は得失点差1点差で辛くも逃げ切るというきわどい結果で通過しました。

この通過は韓国にとっては喜べない通過で、チェ・ガンヒ監督の退任も発表され、選手も沈痛なムードだったようです。現地に行ったクリリンさんが読んでいらっしゃったら情報をいただければと思います。

ウズベキスタンはカタール戦を大勝して意地を見せましたが、前節で勝てば2位以内確定の韓国戦を落としたので、悔しい3位でしょう。アジア5位決定戦はヨルダンとのホームアンドアウェイの対戦で、勝っても南米5位とのホームアンドアウェイの対戦と、厳しい対戦が続きます。

それでも、アジア5位になりそうなチームで、一番南米5位に勝てる可能性が高いのはウズベキスタンと、個人的には思います。パワーならアジアNo.1の豪州に負けないパワーを持っているチームで、ジェパロフといういいトップ下もいるチームですから、南米に勝ってアジアのレベルの高さを証明して欲しいです。
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イタリア戦プレビュー

2013-06-19 07:35:55 | ワールドサッカー
コンフェデ杯に出場している日本代表は、日本時間の木曜日朝、イタリア代表と対戦します。日本にとってW杯4度の優勝を誇るイタリアは勝ったことのない相手です。2001年に埼玉スタジアムで対戦したときに柳沢のゴールで引き分けに持ち込んでいます。

イタリアは国内リーグ(セリエA)のレベルが高いので、代表選手はほとんど国内組です。選手が外国語を覚える必要がないというのは代表強化には有利な要素ですが、外国人選手がセリエAに大挙してやってくるので、ビッグクラブの主力選手がイタリア人にならない問題もあります。

そのため、代表選手の中には弱小チームにいたり所属チームでレギュラーでない選手もいます。かつてのスペイン代表は、代表選手がレアルやバルサでポジションが取れない問題があったので、世界一になるにはこの問題をクリアする必要があります。

それでも日本にとってイタリアは大きな壁です。欧州CLで上位に進出するワールドクラスの選手がごろごろいるのがイタリアで、有名な選手はACミラン所属のFWバロテッリ、ユベントス所属のGKブッフォン、MFピルロがいます。

ピルロはACミラン時代の2007年にクラブW杯決勝で生で見たことがあります。浦和レッズとも対戦していますが、正直次元が違うという印象です。ボランチの位置から長いボールでゲームメークをするのが売り物の選手ですが、味方の走るスピードを計算していて、Jリーグの感覚ならミスキックのように見えるパスが通ります。セリエAでユベントスと対戦する相手は、FWの1枚をピルロ番にして消しに行く戦術を取るのを見たことがあります。

バロテッリも驚異的な身体能力でロングシュートを次々放つ、恐るべき存在です。メキシコ戦の映像を見た限りではDFラインの裏に走る動きもしていて、スピードもあります。強豪イタリアなのでいいボールがもらえる事情はありますが、トラップも正確で、カードコレクターという欠点を除けばいい選手です。

メキシコ戦ではピルロが芸術的なFKを決めていました。この映像を見た印象は「日本はこんなとんでもない相手と当たるんだ」というものです。それでも、ザックジャパンになって、アルゼンチンやフランスから初勝利も得ています。日本代表も確実に強くなっているはずで、イタリアにも思い切って自分たちの長所を出せるように期待しています。
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