Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

コスタリカ戦プレビュー

2014-06-02 21:02:33 | ワールドサッカー
日本時間の明日、日本代表は大会前の調整試合でコスタリカ代表と対戦します。バックアップメンバーの充実も必要ですから、大会前の調整試合は全試合ベストメンバーではないでしょう。コスタリカ戦で試すか、次のザンビア戦で試すかはザックしかわかりませんが。

コスタリカは北中米カリブ海予選でホンジュラスやメキシコを抑えて2位で通過しています。本大会は相手がウルグアイ、イングランド、イタリアという死の組を引いてしまったので、失うものはないと強豪相手に1点でも勝ち点をという戦いになるでしょう。

しかし、日本代表にとっては決して簡単に勝てる相手ではありません。過去には2002年W杯の直前に横浜国際競技場で対戦したことがありますが、この試合は1-1の引き分けで、しかも日本の得点は明神智和のミスキック気味のセンタリングが偶然入ったもので、負けていてもおかしくない試合でした。

映像の手に入らない北中米カリブ海のチームなので、今のコスタリカがどんなチームかは情報を持っていません。ただ、W杯の常連チームですから、W杯に向けた調整のやり方などはノウハウを持っているでしょうし、小さい国ですがしっかりしている国のようで、アフリカのチームのように選手と協会がもめるようなマネジメントミスはないでしょう。

過去には1990年イタリアW杯で名将ボラ・ミルティノビッチに率いられて、ブラジル、スコットランド、スウェーデンという組を勝ち抜いて決勝トーナメントに出たこともあります。W杯で上位に入ることを目標にするなら確実に勝っておきたい相手ですが、まだ直前合宿の疲労が残っている可能性もあり、結果に一喜一憂はしないつもりでいます。
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名古屋戦レポート

2014-06-02 08:53:04 | 浦和レッズ
ミシャが浦和の監督になってからは、浦和の出方はだいたいわかっているので、対戦相手の出方から先に確認します。浦和は既に決勝トーナメント進出を決めていて消化試合ですが、名古屋は勝利で自力で決勝トーナメントに行ける立場ですから、最初からプレッシャーを掛けてくることを予想していました。

しかし、名古屋はあまりの暑さで参ってしまったのか、前半は前に出てきませんでした。浦和サポから、「名古屋~、勝たなきゃいけないんだよね」と野次が飛ぶほどの動きの鈍さで、特に右SB矢野は本来FWという理由もあって梅崎に全然対応できませんでした。

その梅崎が先制点に絡むのは必然と言えました。李のサイドチェンジに梅崎はまったくのフリーで、柏木の技術ならそのセンタリングは外しません。名古屋も原口のバックパスのミスを拾ってカウンターから永井のゴールで同点に追い付き意地を見せますが、闘莉王を出場停止で欠く名古屋とベストメンバーで勝ちにきた浦和ではチーム力が違いました。

原口がドイツのヘルタベルリンに移籍するため、最後の試合になるので、できれば原口に活躍して欲しいサポ心理はありました。それは実現しました。右サイドに開いていた原口のところに絶妙のサイドチェンジが通ると、真ん中の李と呼吸が合ったプレーを見せて原口は李のゴールをアシストします。

そのまま2-1で前半を折り返しましたが、名古屋が攻めに出てきた後半の頭が勝負の時間でしたが、加藤のファインセーブや相手のシュートミスでしのぎ、原口の直接FKをGK楢崎がセーブしたこぼれ球に槙野が詰めて3点目を奪って勝負ありでした。

よく、「ボールは汗をかかない」と言われます。走るよりボールを回した方が効率よくゲームを運べるたとえですが、昨日の浦和はうまく汗をかかないボールを利用した印象です。何度も書いているのでまたかと思う方もいらっしゃるでしょうが、いいときの浦和のパターンのアウトサイドが面白いように空く展開でした。

ポスト原口の争いはまだまだこれからです。矢島、山田直輝が有力ですが、関口や梅崎の可能性もあり、中断中のミシャの判断には注目しています。
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