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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

三振奪取の秘密(高橋朋己)

2014-06-05 20:23:19 | 他スポーツ
伊原監督休養で予定を変更しましたが、本来のネタはこちらです。伊原監督最後の試合になった昨日の試合西武対横浜は見ていました。投手戦だったので進行が速く、私がテレビの前に座ったときは既に5回でした。そのため、先発牧田の好投については書けません。

しかし、珍しく西武リードの展開だったので、最後まで見たので、現在の西武の抑え、高橋朋己投手の投球は見ることができました。高橋は昨年、西濃運輸からドラフト3位で西武入りした2年目です。社会人から来た以上、ある程度即戦力が求められますが、昨年渡辺監督が辛抱強く使ってものになった戦力です。

最初の登板で打たれた高橋は、防御率でいえばひどい数字でした。なぜこの競った場面で防御率10点台が出る?とファン心理では疑問に思える起用でしたが、高橋を戦力にしなければ長いペナントレースは戦えないという渡辺監督なりの判断だったと思います。

渡辺監督は高橋が微妙な制球を持っている投手ではないことに配慮して、一回だけなら四球を出してもいい場面で起用することに気をつけました。その通りに四球を出すこともありましたが、開き直った高橋のストレートが面白いように低めに決まって三振を取る場面が次第に目立ってきました。

中継ぎは最悪、内野ゴロでも駄目という場面で登板することもありますが、高橋の三振は最も良いアウトの取り方です。左腕から繰り出す147kmに、今のところ相手には対策を立てられていません。

昨日高橋を観察してみると、ランナーがいない場面でもセットポジションで投げます。腕を斜め後ろに振るスリークォーターのフォームは相手に出所が見えにくいようです。投球自体には結構逆球もありますが、力で抑えられる投手です。

昨日のテレビ中継で解説者が話していた限りでは、高橋は投球の間の取り方やフォームの癖を研究していて、同じボールが2球続けて行かないように気をつけているそうです。一度だけ見た生観戦では、負けている場面で気持ちが乗らず打たれていましたが、昨日の高橋が本来の姿なのでしょう。また、西武ドームで見てみたい投手です。
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伊原監督休養

2014-06-05 08:00:06 | 他スポーツ
今朝、西武関連で飛び込んできたニュースは予定したネタをすっ飛ばしてしまうほど衝撃的でした。それは西武の頭脳とも言われた名コーチだった実績を誇る伊原監督の休養です。野球界では休養というのは事実上の解任で、後任は田辺打撃コーチが暫定的に指揮を執ります。

サッカーほど監督交代が頻繁でない野球で、まさか私の応援する西武でこういうことがあるのは予想していませんでした。もちろん、1979年に西武ライオンズができて以来、35年目で初めてのシーズン途中の監督交代です。西武というチームが監督交代が比較的少なく、継続的なチーム作りができて強くなってきたので残念です。

それだけ、今の最下位という順位が球団上層部にとって許せなかったのでしょう。事実、伊原監督は開幕前は「優勝しかない」とライオンズファンブックで宣言しており、これほどの不成績は監督にとっても想定外だったようです。

ただ、今の成績がすべて伊原監督のせいではありません。今季、西武は涌井、片岡をFAで、ヘルマン、サファテを移籍で失っています。代役にはランサム、レイノルズを獲得しましたが戦力にならず、中村剛也は故障で二軍スタートと戦力が揃っていなかった西武の低迷は必然とも言えました。

西武はFA制度が始まって以来、最も主力選手に「出て行かれる」球団です。何か魅力的でない要素があるかもしれませんし、早いうちに手を打たないと、また繰り返すことになると、少し危惧しています。それでも、今季はまだ終わっていません。CSの可能性もあります。また西武ドームに行きたいと思わせてくれるように、期待しています。
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