いつか見ようと思って積み残しになっていた、イタリア対ウルグアイの後半のビデオを、今日ようやく見ることができました。もちろん結果の1-0ウルグアイ勝利は知っていましたが、ビデオで確認するとこの45分間にあまりにもいろんなことがあって、楽しめた時間になりました。
この試合は勝ち点3で並んでいた両チームの対戦で、勝った方が決勝トーナメントでしたが、引き分けなら得失点差でイタリアが決勝トーナメントになる試合でした。ウルグアイは勝たなければいけないので不利でしたが、イタリアの前半の布陣がバランスが悪いとみて、プランデッリ監督はバロテッリ(9番)を下げてパローロ(18番)を投入してきました。
確かに運動量をカバーしなければいけない駒がピルロ(21番)とバロテッリの2枚いるのは厳しく、パローロはボランチのピルロの横に入ってインモービレ(17番)の1トップに布陣を変えてきました。おそらく引き分けも視野に入れた交代だと思います。セリエA得点王とはいえ前半良くなかったインモービレに頼るのはどうかと思いましたが、確かにインモービレの方がバロテッリより走ることだけは間違いありません。
これで意図通りイタリアは0-0を続けましたが、後半15分にイタリアのトップ下、マルキージオ(8番)が相手DFに足の裏を見せて蹴ったという理由で一発退場になり、イタリアは10人になります。こうなるとイタリアは引き分け狙いに絞ります。5バック気味に引いて、攻撃はカウンターで時間を使う、イタリアらしい堅守速攻を見せます。
ウルグアイのタバレス監督も、一人多くなったのを見て左SBのAペレイラ(6番)を下げてFWの11番を入れて、攻撃の枚数を一枚増やしてきます。攻めるウルグアイ、守るイタリアという展開で進んだ試合でしたが、この試合では別の理由で注目されてしまいました。
それはウルグアイFWスアレス(9番)の「かみつき事件」です。スアレスはリバプールで31得点でプレミアリーグ得点王になった実力あるFWですが、相手DFキエリーニ(3番)の肩をかむ行為は許されるものではなく、代表9試合出場停止、サッカーの活動を4か月禁止というFIFAの処分は必要でした。ただ、この事件に審判が気付いておらず即時に退場処分にしなかったことが、この試合を動かすことになりました。
ウルグアイは結局最後まで一人多い状態でプレーし、CKからのゴディン(3番)のヘディングで点を取って守り切りました。ウルグアイは勝ったものの後味は悪かったと、いろんなことがあった45分間でした。
この試合は勝ち点3で並んでいた両チームの対戦で、勝った方が決勝トーナメントでしたが、引き分けなら得失点差でイタリアが決勝トーナメントになる試合でした。ウルグアイは勝たなければいけないので不利でしたが、イタリアの前半の布陣がバランスが悪いとみて、プランデッリ監督はバロテッリ(9番)を下げてパローロ(18番)を投入してきました。
確かに運動量をカバーしなければいけない駒がピルロ(21番)とバロテッリの2枚いるのは厳しく、パローロはボランチのピルロの横に入ってインモービレ(17番)の1トップに布陣を変えてきました。おそらく引き分けも視野に入れた交代だと思います。セリエA得点王とはいえ前半良くなかったインモービレに頼るのはどうかと思いましたが、確かにインモービレの方がバロテッリより走ることだけは間違いありません。
これで意図通りイタリアは0-0を続けましたが、後半15分にイタリアのトップ下、マルキージオ(8番)が相手DFに足の裏を見せて蹴ったという理由で一発退場になり、イタリアは10人になります。こうなるとイタリアは引き分け狙いに絞ります。5バック気味に引いて、攻撃はカウンターで時間を使う、イタリアらしい堅守速攻を見せます。
ウルグアイのタバレス監督も、一人多くなったのを見て左SBのAペレイラ(6番)を下げてFWの11番を入れて、攻撃の枚数を一枚増やしてきます。攻めるウルグアイ、守るイタリアという展開で進んだ試合でしたが、この試合では別の理由で注目されてしまいました。
それはウルグアイFWスアレス(9番)の「かみつき事件」です。スアレスはリバプールで31得点でプレミアリーグ得点王になった実力あるFWですが、相手DFキエリーニ(3番)の肩をかむ行為は許されるものではなく、代表9試合出場停止、サッカーの活動を4か月禁止というFIFAの処分は必要でした。ただ、この事件に審判が気付いておらず即時に退場処分にしなかったことが、この試合を動かすことになりました。
ウルグアイは結局最後まで一人多い状態でプレーし、CKからのゴディン(3番)のヘディングで点を取って守り切りました。ウルグアイは勝ったものの後味は悪かったと、いろんなことがあった45分間でした。