明日の日本代表戦に関連して、代表選手を取り上げます。今回は代表10番、香川真司選手です。香川は兵庫県の出身ながら高校時代を仙台のクラブチーム、FCみやぎバルセロナで過ごしました。この縁で震災復興活動には積極的ですが、実はJ1での実績はそれほどではありません。
所属のC大阪が当時低迷期で、香川のキャリアの多くがJ2だったので、C大阪での香川を埼玉スタジアムで見た記憶はありません。ただ、J2では群を抜く存在でMFでありながら27得点を挙げてダントツの得点王にもなっています。
そのため、香川の思い出は代表ばかりになってしまいます。最初に香川の名前が頭に刻まれたのは、2008年の北京五輪壮行試合のアルゼンチン戦です。当時、香川は代表当落線上の立場で、このアルゼンチン戦も途中出場でした。キープ力があるという情報は持っていましたが、この試合で香川は中盤左サイドから誰も予想していなかったロングシュートを放って見せました。
相手GKがぎりぎり間に合って得点にこそなりませんでしたが、香川がボールを持つと何をやるかわからないという強烈なインパクトは受けました。そういう下地は持っていましたが、香川のブレイクはドイツのドルトムント移籍からです。
2010年のザックジャパンの初戦、アルゼンチン戦で左MFで出場した香川は、深い切り返しとシュートフェイントで、すっかりアルゼンチンのDFを手玉に取って見せました。当時、香川がドルトムントで試合に出ているのは話題になっていましたが、ここまでうまくなっていたのはびっくりでした。
ドルトムントでの香川は順調に点を取って見せました。本人は「自分はチャンスメーカーではない」と得点にこだわりを持っています。ドルトムントでの13ゴールは当時日本人最多記録でした。今年、マンUで試合に出られないのは彼が味わった最初の挫折です。
それでも、ほとんどの試合で本田圭佑とコンビを組んだ香川の実力は認めています。何とかコロンビア戦でそれを発揮して欲しいと、今は祈るような気分です。
所属のC大阪が当時低迷期で、香川のキャリアの多くがJ2だったので、C大阪での香川を埼玉スタジアムで見た記憶はありません。ただ、J2では群を抜く存在でMFでありながら27得点を挙げてダントツの得点王にもなっています。
そのため、香川の思い出は代表ばかりになってしまいます。最初に香川の名前が頭に刻まれたのは、2008年の北京五輪壮行試合のアルゼンチン戦です。当時、香川は代表当落線上の立場で、このアルゼンチン戦も途中出場でした。キープ力があるという情報は持っていましたが、この試合で香川は中盤左サイドから誰も予想していなかったロングシュートを放って見せました。
相手GKがぎりぎり間に合って得点にこそなりませんでしたが、香川がボールを持つと何をやるかわからないという強烈なインパクトは受けました。そういう下地は持っていましたが、香川のブレイクはドイツのドルトムント移籍からです。
2010年のザックジャパンの初戦、アルゼンチン戦で左MFで出場した香川は、深い切り返しとシュートフェイントで、すっかりアルゼンチンのDFを手玉に取って見せました。当時、香川がドルトムントで試合に出ているのは話題になっていましたが、ここまでうまくなっていたのはびっくりでした。
ドルトムントでの香川は順調に点を取って見せました。本人は「自分はチャンスメーカーではない」と得点にこだわりを持っています。ドルトムントでの13ゴールは当時日本人最多記録でした。今年、マンUで試合に出られないのは彼が味わった最初の挫折です。
それでも、ほとんどの試合で本田圭佑とコンビを組んだ香川の実力は認めています。何とかコロンビア戦でそれを発揮して欲しいと、今は祈るような気分です。