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ブラジル対クロアチアプレビュー

2014-06-11 18:17:56 | ワールドサッカー
今回のW杯は、オフのワールドサッカーのビデオでだいぶいろんなチームの特徴が頭に入ってきたので楽しみにしています。今回は開幕戦、ブラジル対クロアチアのプレビュー記事を書きます。

ブラジルは開催国で予選免除なので、コンフェデ杯を除くと親善試合だけで調整することになりました。よく「代表チームはW杯予選で強化される」と言われるように、予選で勝つためのチーム作りが本大会につながるので、開催国の予選免除は、チーム作りが難しくなるとよく言われます。

ブラジル代表監督は2002年日韓W杯でブラジルを優勝に導いた名将、ルイス・フェリペです。ブラジル代表監督は世界の名将にとっては比較的人気のない地位で、無名監督や監督経験のない人物が指揮することもあります。しかし、フェリペはポルトガル代表でも2006年ドイツW杯4強の実績があり、何が何でも地元優勝をと思ったブラジルサッカー協会が引っ張り出した切り札です。

フェリペのブラジルは、コンフェデ杯優勝と結果も出しています。前任のメネゼス監督が1トップで起用していた、ネイマールを右MFにコンバートして機能するようになりました。代わりに1トップに入ったのは、ブラジルでプレーしていて国際的には無名のフレッジなので、彼がW杯ブラジル代表のプレッシャーにどこまで耐えられるかは見ものです。

ブラジル代表といえば、元東京VでJ2得点王になったフッキも注目です。今はロシアのゼニトでプレーしています。彼の東京V時代のプレーは味の素スタジアムで何度か見ましたが、周りを信用せず、一人でどんどん持っていく選手でした。しかし、ブラジル代表では左MFで真面目に守備をしており、ブラジル代表に入るためなら変われるものだと思います。

クロアチアはトップ下のモドリッチ(Rマドリード)のところにボールを収めて、彼の高いパスセンスを生かすチームです。1トップにはバイエルンのマンジュキッチというポストプレーヤーもいます。しかし、W杯予選のベルギー戦の映像を見た印象はベルギーのFWルカクに全然対応できていませんでした。

クロアチアはベルギーに次ぐグループ2位になり、アイスランドとのプレーオフを勝ち抜いて辛くもW杯出場権を得ましたが、かつて1998年フランスW杯3位と旋風を起こしたときと比較すると力は落ちる印象です。優勝候補のブラジルには押し込まれると予想されますが、どこまで頼みの綱のモドリッチにボールを集められるかが鍵でしょう。
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