Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ロドリゲス対決(6/29コロンビア対ウルグアイ)

2014-06-29 20:28:49 | ワールドサッカー
今日は雨模様で外出を控え、自宅でW杯決勝トーナメント1回戦の試合をビデオで見ていました。カードはコロンビア対ウルグアイの南米同志の対戦で、南米はW杯予選が総当たりなのでよく当たる相手です。この試合のポイントは「ロドリゲス対決」と予想していました。4得点のコロンビアMFハミス・ロドリゲス(10番、以下Jロドリゲス)と、ドリブルでアクセントをつけるウルグアイMFクリスチャン・ロドリゲス(7番、以下Cロドリゲス)の中盤対決です。

今回のW杯では、5バックを使うチームが多いのが特徴です。私が確認した範囲でもイタリア、コスタリカ、ウルグアイ、チリがこのシステムを採用しています。確かに最終ラインが5人いれば、プロレベルなら相手の攻め込むスペースは消せます。ただ、このシステムを機能させるためには中盤が確実にボールを受けて散らせる技術が必要です。それができないと相手に一方的に押し込まれてしまいます。

魅せたのはコロンビアのJロドリゲスでした。相手5バックの前のバイタルエリアでボールを持ち、胸トラップからダイレクトの左足ボレーで、大会最高のゴールになるかもしれないビューティフルゴールを決めました。2点目もJロドリゲスで、左からのクロスをクアドラードが頭で落としたところに詰めて決めました。

Jロドリゲスはフランスリーグのモナコ所属で、日本ではなかなか映像が手に入りにくい存在です。そのため、じっくりプレーを見るのは初めての選手ですが、印象に残ったのは走り方の良さです。下半身が大きい、バランスの取れた体に腰がぶれない走り方を見ると、サッカーは技術だけでないものもあると改めて感じました。

Jロドリゲスがあまりにも強烈だったので、Cロドリゲスの印象は薄くなりがちですが、それでも単独で切れ込んでチャンスを演出できるドリブルは魅力的です。守りを固めて2点リードを守りに行ったコロンビアに対抗しようと、懸命に勝負した姿は印象的でした。それでも、ウルグアイはコロンビアのプレスの前に守備に追われ、フォルランやカバーニも守備の仕事が多くなって本来の決定力は見せられませんでした。

結果を見ると、コロンビアは南米予選2位、ウルグアイは南米予選5位という差が、今回に限っては出てしまったかなと思います。次はコロンビアはブラジルと当たります。ブラジル相手にJロドリゲスが活躍できるようだと、MVPも見えてくると思います。
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東京証券取引所

2014-06-29 19:18:08 | 雑記
ちょっと前に社用外出で八重洲に行ったついでに、兜町の東京証券取引所を見てきました。隣には渋沢栄一が建てた日本最古の銀行の跡地(現在はみずほ銀行)という金融の街です。小さな証券会社や、意外にもブルドッグソースの本社もありました。東京証券取引所といえば私はインターネット時代の前を知っているので、大発会(年始)と大納会(年末)で大勢の証券マンが三本締めをしていた姿が印象的です。建物は石造りの重厚な造りです。
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筋肉が生きる時(6/29ブラジル対チリ)

2014-06-29 14:25:57 | ワールドサッカー
今朝のW杯決勝トーナメント1回戦、ブラジル対チリの映像を見ました。この試合は延長戦でも決着が付かず、PK戦の末ブラジルが勝ちましたが、ブラジルもフッキ(7番)に何度かチャンスがあり、チリも途中出場のピニージャ(9番)がクロスバーに当てるシュートを放ち、両チームにチャンスがあった試合でした。

この試合は非常にレベルの高い試合で、日本代表より試合のテンポの速さを感じました。私が好きな選手のチリMFビダル(8番)は膝の半月板手術の影響でベストコンディションではなく途中交代しましたが、120分の可能性がある決勝トーナメントらしい消耗戦をどう戦うかの工夫は見られた試合でした。

1次リーグで4得点を挙げたブラジルFWネイマール(10番)は好機を相手GKブラボ(1番)に止められ、本領は発揮できませんでしたが、この試合で目立ったのはブラジルMFフッキでした。フッキはJ2の東京Vでプレーして、日本で成功のきっかけを作った選手です。

当時のプレーは味の素スタジアムで見たので覚えていますが、周りの日本人は誰も信用せず、個人技でどんどん持っていくFWでした。東京VからFCポルト(ポルトガル)、ゼニト(ロシア)と移ってワールドクラスになっていきましたが、今はチームプレーも覚え、チームのために犠牲になれるMFになっています。

フッキが戦う延長戦は初めて見ましたが、延長戦に入っても運動量が落ちないことに驚きました。J2時代からフッキは驚異的な筋肉が有名だった選手で、チームメイトだった土屋(現甲府)が「シャワーを浴びるとすごいから、野々村さん入りに来てください」とジョークを飛ばされるほどでしたが、その筋肉はこういう時のために鍛えていたかとの印象です。

延長戦になるとさすがに両チーム運動量が落ちましたが、ブラジルはフッキ、チリは途中出場のピニージャと、使うべきポイントがはっきりしていて楽しめました。チリは結果はPK戦で敗退しましたが、サッカー王国ブラジルにアウェイで引き分け(PK負けは公式記録は引き分け扱い)と健闘しました。ビダル、イスラはユベントス、サンチェスはバルセロナと次第にビッグクラブの選手も出始め、これから伸びる可能性を持った国だと思います。
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