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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

対策を覚えられた(メヒア)

2014-06-09 19:12:15 | 他スポーツ
昨日は交流戦のヤクルト対西武を見ていました。西武はヤクルト3番川端の2ランで先行されながら、大技小技を混ぜて何とか逆転に成功した6回表まではプラン通りでした。しかし、その裏に先発野上が捕まって満塁の走者を残して降板し、武隈、藤原と連続押し出し四球で試合を決められてしまいました。

しかし、この試合で深刻だったのは新外国人、メヒアの不振です。一昨日の巨人戦から通算しても三振ばかりの成績で、これだけ打てないと何か対策を打たなければならないと、ファンの私が思うくらいですから田辺監督代行はもちろん考えているでしょう。

メヒアはAジョーンズなどメジャーのビッグネームが来日する時代で、キャリアの最高が3Aという選手です。3Aでは30本塁打の実績があり、長打力は期待できそうとの触れ込みでした。ただ、日本の野球はメジャーより変化球が多いですから、アウトコースのスライダーを強引に振り回す恐れがありました。

実際のメヒアは、まだ西武ドームで生では見ておらずテレビだけですが、インハイにストレートを投げれば力でレフトスタンドに持っていけます。最初の楽天戦(盛岡)ではアウトコースのスライダーは見送れており、大丈夫かな?と思っていました。

しかし、最近のメヒアを見ていると、相手に研究されてきた印象です。相手投手はストレートはほとんど投げず、変化球でストライクを取って追い込めば、ボールになるスライダーを強引に振って三振というパターンばかりです。

そのため、ストレートならボール球でも打ちに行くようになって内野フライという悪循環で、4割を超えていた打率は3割を切りそうなレベルまで下がってきました。どうやってメヒアにボール球を振らないことを理解させるかが、西武の現在の最大の課題です。

それでも、おかわり君に引けを取らないパワーは3本塁打でわかっています。何とかものになって欲しいですが、いつまで待てるかはわからないですが。
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新戦力の台頭(なでしこ対オーストラリア)

2014-06-09 08:38:37 | レディース
今さらですが、なでしこジャパンのアジアカップ決勝のオーストラリア(以下豪州)戦のビデオを見ました。男子はパワーサッカーの豪州ですが、女子はスピードあるウイングを起用する3トップのサッカーです。女子W杯8強の実績もあります。

ただ、3トップにすると中盤が3枚になりきついので、なでしこの戦略はアンカーのケロンドナイト(8番)を引っ張り出して空いたバイタルエリアを中島(12番)と川澄(9番)が使おうとするものでした。ベテランの澤(10番)や宮間(8番)も落ち着いてボールをさばけるという意味で重要な選手ですが、この日のなでしこでは新戦力の台頭が目に付きました。

最大の発見は右MFの中島です。澤と同じポニーテールの髪型なので、所属のINACでは澤とよく間違える選手ですが、非常によく走る選手です。たとえ点にならなくても、中島のところで拠点を作ってクロスで終わるのは重要です。中島はショートコーナーをトラップミスしてカウンターを食った失敗もありましたが、次世代を担う力は見せたと思います。

また、CBの川村(20番)もうまくなっていました。初戦の豪州戦ではボールが足につかず大いに心配しましたが、この試合では自分の持ち味が豪州FW(23番)にフィジカルで負けない強さだと気づいた様子で、23番を自由にさせない動きと、体の強さを生かした大きなクリアと、彼女も次世代のなでしこを背負うポテンシャルを示したと思います。

決勝点の場面はショートコーナーでした。左SB宇津木(19番)が入れたクロスを、CB岩清水(3番)がヘディングで折り返したボールが相手DF16番に当たってコースが変わった得点です。25歳の若さで、ベテランのような落ち着きを持っている宇津木の安定したクロスが光りました。

女子のアジアはレベルが高く、世界女王のなでしこといえど簡単には勝てません。意外にもなでしこのアジアカップ優勝は初めてですが、昔のなでしこが中国や共和国の壁を突破できずW杯や五輪に出られなかった時代を覚えている私にとっては、アジアカップをきっちり優勝できる力がついたんだという喜びが大きいです。
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