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ドーハの悲劇

2014-12-06 11:55:51 | ワールドサッカー
今日は埼スタの名古屋戦に行くので、即日更新はできないかもしれません。今日は穴埋めネタを用意して出かけます。

今は関根(1996年生まれ)が、ドーハの悲劇の年(1993年)は生まれていないなど、遠い昔の出来事になったW杯アジア最終予選を記事にします。当時、日本代表は2勝1敗1分けの成績で最終戦のイラク戦を迎えていました。勝利ならW杯出場決定、引き分けなら他チームの結果次第、負けではW杯に行けないという条件でした。

その試合、日本はイラクの攻勢に押され気味の展開でした。あの当時、特に中東サッカーの映像は日本では手に入らなかったので、イラン、サウジアラビア、イラクなどの実力を知っている日本サポーターは皆無でした。当時、マスコミだけが映像を知っていたので、中東のチームはセットプレーが怖い、守りを固めてカウンターなどということが言われていました。

今はアジアカップがほぼ全試合放送されるので、ある程度サポーターレベルでも情報が手に入るようになりましたが、あの当時は初めての中東サッカーの映像でした。イラクは戦争の影響で国力が疲弊してサッカーどころではないというマスコミの情報でしたが、実際はイラクは強く、1986年のメキシコW杯で戦争の影響で全試合アウェイというハンデを跳ね返して出場したことがあります。

問題の場面は、2-1で日本がリードしていたイラクボールのCKでした。イラクは引き分けではW杯に行けないので、常識ではありえないショートコーナーにしてきました。これで意表を突かれた日本ですが、それでもターゲット役はセットプレーで上がってくる6番のDFと相場が決まっていて、柱谷が6番にしっかり付いていました。

しかし、イラクのキックはミスキックになり、本来合わせるはずでなかった途中出場のオムラムに偶然合います。途中出場だったことで警戒が難しかったのは事実で、そういうセットプレーは予想外の選手が動かすことがあると、このときに初めて知ったサッカーの難しさです。それでも、GK山岸がセットプレーで点を取るようなこともありますから、私も何が起こるかわからないつもりで埼スタに向かおうと思います。

午前中、散歩した冬将軍の到来を感じる風景を載せておきます。









コメント
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