Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

高崎寛之、鹿島移籍

2014-12-21 21:19:26 | 他チーム
先日入ってきたサッカーニュースでは、徳島FW高崎寛之選手の鹿島移籍が、私の中ではトップニュースでした。過去に、鹿島から浦和に来た選手は室井、阿部敏之、興梠の例がありますが、浦和から(途中別のチームを経由しているとはいえ)鹿島に行った選手は高崎が初めてでしょう。

鹿島はトップ下タイプの土居の台頭で、1トップの戦術が固定しています。レギュラー候補はブラジル人のダヴィですが、ダヴィが負傷離脱した後に代役を務めた赤崎が結果を出せず、1トップは補強ポイントでした。高崎はJ1最下位の徳島でチームトップの7ゴールを挙げて一人気を吐き、いいパスが来る鹿島ならもっと点を取れる可能性を見せました。

これからの選手というイメージだった高崎ですが、年齢は既に28歳とベテランの域に入っており、駒沢大学で同期の塚本(大宮)などは既に現役を退いています。再度、トップレベルに挑戦する機会があることに、感謝する年齢だと思います。

高崎のプレーは浦和時代の記憶しかありませんが、基本はワンタッチプレーヤーです。いいボールに反応し、一瞬のチャンスをものにする、得点という結果が求められるプレースタイルです。浦和時代は、エジミウソンの影に隠れなかなかチャンスをもらえませんでしたが、自分の過去のブログを調べると「ポストプレーヤーにしては足が速く、スペースに反応できる」と書いてありました。

ただ、浦和時代は決定機を外して足を引っ張ったこともあります。活躍したチームはJ2(2009年水戸、2013年徳島)が主でしたが、徳島の昇格でJ1でのプレー機会を得たことが、今回の飛躍のきっかけになりました。ダヴィとは甲府時代にチームメイトだったつながりがありますが、当時の城福監督が高崎の出来に満足できず、フェルナンジーニョを補強されてダヴィとのコンビは長い期間ではありませんでした。

2トップでないとプレーできないと思っていましたが、今季5-4-1の徳島で結果を出したので、少なくともダヴィのバックアッププレーヤーにはなれそうです。ACLに出場する鹿島なら、チャンスはあると思うので、浦和戦以外(笑)で結果を出してほしいと思います。
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冬将軍の到来

2014-12-21 17:29:05 | 埼玉
今日は近所を軽く散歩していました。時折冷たい風も吹きましたが、気温13度、晴れとまあまあの気象条件でした。12月も末になれば、今まで紅葉や黄葉のあった木がすっかり冬枯れしていて、冬将軍の到来を感じます。そんな、日常の風景を何枚か写真に撮ったので紹介します。



一見快晴の空に見えますが、雲が鈍色になっているあたり、冬らしい空です。



バラの写真です。季節外れのバラですが、こういう写真を撮っておきたいと思うあたり、たぶんフィルムカメラだったら現像代が惜しくて撮らなかっただろうなと思います。



みかんですが、先週も撮っていて重複失礼いたします。





このあたりがまさに冬将軍の到来で、晴れた空に葉のない木は、冬を感じる写真です。



唯一葉が残っていた、公園のケヤキです。
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ポゼッションもできる(12/21Rマドリード対サンロレンソ)

2014-12-21 17:05:38 | ワールドサッカー
以前、欧州CLのRマドリード(スペイン、以下レアル)の試合(アウェイのリバプール戦)を見たときの印象で、レアルは堅守速攻のチームという印象でした。派手なチームより現実重視の手堅い戦術を好むアンチェロッティ監督らしいと思っていましたが、相手が引いてきたときに堅守速攻のスタイルだと、膠着状態になって打開が難しいのではという印象も持っていました。

今回のクラブW杯決勝の相手、サンロレンソ(アルゼンチン)は守備的なチームという前評判でした。チーム創設106年目で初めて南米を制した要因は、ボランチのメルシェル(5番)とオルティゴサ(20番)のボール奪取力という評価でした。事実、サンロレンソは4-1-4-1の布陣ながら、MFの4人を低い位置に引いて、レアルのパス回しをカットしてカウンターというゲームプランでした。

こういう相手にレアルはどう戦うかは注目でしたが、まるでバルサのサッカーを見ているかのような、高い位置に最終ラインを上げて圧倒的に支配するポゼッションサッカーも、やればできることをこの大舞台で示したのはさすがだと思います。レアルは4-3-3ですが、ロナウド(7番)、ベンゼマ(9番)、ベイル(11番)にスピードも個人技もあることを利用して、アンカーのクロース(8番)から供給したパスで圧倒的に攻めました。

この試合では、ロナウドが準決勝で負傷していて強行出場だったこともあり、ロナウドに18試合24得点というスペインリーグで見せている圧倒的な破壊力こそ見られませんでした。それでも、彼らの持っている技術は遺憾なく発揮され、足が届けばアウトサイドのキックだろうがトーキックだろうが、どんな場面でもシュートを狙う彼らの貪欲さは現れていました。

0-0が長い時間続けば、サンロレンソのゲームプラン通りになる試合でしたが、レアルにとって大きかったのは前半終了間際にセルヒオ・ラモス(4番)がヘディングで先制点を取っておいたことです。準決勝でも先制点を取ったラモスの、ポジショニングと動きの質で相手のマークを外す、欧州王者らしいテクニックでした。

このゴールが効いて、サンロレンソが攻めざるを得なくなれば、いつもの通りのレアルの堅守速攻に戻します。華麗なプレーはできるが、本当に必要なときにしか出さないという、現実主義のアンチェロッティサッカーの良さが出た試合だったと思います。2点目のゴールにつながった、クロースのパスでベイルが空いたスルーパスのような、技術の良さも見られました。
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