今日のサッカーニュースでは、浦和MFマルシオ・リシャルデス選手の戦力外が私にとってのトップニュースです。浦和に2011年に加入し、2012年にはチームトップの9得点を取ってくれましたが、ここ2年は負傷がちで思うように試合に出場していませんでした。ボールが収まるタイプのトップ下で、2012年に柏木と2シャドーを組んで片方がキープしたら片方は飛び出すという関係性は楽しめました。
マルシオのプレーで、最大の思い出は2011年、アビスパ福岡とのアウェイ戦で決めたPKです。この試合は浦和は残留には勝利が絶対条件という、裏天王山の決戦でした。福岡に先制点を入れられながら、柏木のゴールで同点に追いついて前半を折り返します。
家で緊張しながらテレビを見ていましたが、後半に梅崎が抜け出したプレーに相手MF末吉が倒して、末吉は一発退場、浦和にPKという絶好機でした。キッカーに指名されたのはマルシオでした。相手が10人ということは、もしこのPKを外せば福岡は引いて守るかもしれないという意味です。
10人になった相手でも、守ると決めて戦えば思うように点が取れないことはよくあります。何とかしてこのPKを決めるしかないと、震える思いでマルシオのキックを見ていました。最初、決まったかに見えましたが、柏木がペナルティエリアに早く入りすぎたという理由でPKがやり直しになります。
キッカーのマルシオには相当プレッシャーがかかっていたと思いますが、マルシオは落ち着いたもので、ほぼ同じコースにほぼ同じスピードで蹴り込んで、浦和は2-1と勝ち越してほぼJ1残留を決定づけました。キープ力と技術のMFという、持ち味はこの場面に象徴されますが、持ち味は出してくれたと思っています。
もちろん、新潟時代にはチームの全権を握るほどの絶対的選手だったので、それと比較すると物足りないかもしれませんが、キラーパスのポンテとは違った、キープと得点という持ち味を、見せてくれたマルシオには、今後どんな道に進んでも頑張って欲しいと思います。ありがとう。マルシオ。
マルシオのプレーで、最大の思い出は2011年、アビスパ福岡とのアウェイ戦で決めたPKです。この試合は浦和は残留には勝利が絶対条件という、裏天王山の決戦でした。福岡に先制点を入れられながら、柏木のゴールで同点に追いついて前半を折り返します。
家で緊張しながらテレビを見ていましたが、後半に梅崎が抜け出したプレーに相手MF末吉が倒して、末吉は一発退場、浦和にPKという絶好機でした。キッカーに指名されたのはマルシオでした。相手が10人ということは、もしこのPKを外せば福岡は引いて守るかもしれないという意味です。
10人になった相手でも、守ると決めて戦えば思うように点が取れないことはよくあります。何とかしてこのPKを決めるしかないと、震える思いでマルシオのキックを見ていました。最初、決まったかに見えましたが、柏木がペナルティエリアに早く入りすぎたという理由でPKがやり直しになります。
キッカーのマルシオには相当プレッシャーがかかっていたと思いますが、マルシオは落ち着いたもので、ほぼ同じコースにほぼ同じスピードで蹴り込んで、浦和は2-1と勝ち越してほぼJ1残留を決定づけました。キープ力と技術のMFという、持ち味はこの場面に象徴されますが、持ち味は出してくれたと思っています。
もちろん、新潟時代にはチームの全権を握るほどの絶対的選手だったので、それと比較すると物足りないかもしれませんが、キラーパスのポンテとは違った、キープと得点という持ち味を、見せてくれたマルシオには、今後どんな道に進んでも頑張って欲しいと思います。ありがとう。マルシオ。