Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

柳沢敦、現役引退

2014-12-19 22:32:52 | 他チーム
ちょっと古いネタですが、仙台FW柳沢敦選手が今季限りでの引退を表明しました。高校時代から「富山に柳沢あり」と有名で、日本サッカー協会の選手強化プロジェクトの「トレセン制度」の一期生です。高校選手権で全国区になりますが、浦和が何度も壁として優勝を阻まれた鹿島時代の活躍が印象的です。

柳沢は、FWでありながら、あまり点を取ることにこだわらない、独自の哲学の持ち主でした。いい動き出しでボールを引き出したり、ドリブルでアクセントをつければ、見てくれる人は見てくれるだろうという考えでした。それでも、彼の世代はユース代表がアジア予選を勝ち抜いて、マレーシアで行われた1997年ワールドユースではU-20日本代表のエースストライカーでした。

トルシエ監督、ジーコ監督の時代には日本代表にも入りますが、代表で50試合以上のキャップ数がありながら10点ちょっとのゴール数は今思うと不満もあります。FWなのに、DFの中沢と同レベルの得点でいいの?とは思いますが、たぐいまれなサッカーセンスと自己犠牲のできる精神は立派だったと思います。

そんな柳沢ですが、一度問題を起こしています。トルシエ監督時代の五輪代表で、外出禁止だった合宿を抜け出して女性とデートしているところを写真週刊誌に撮られ、規律違反として代表を外されています。トルシエは特にそういう規律にはうるさい監督でしたが、たぶん誰が監督でも同じ処分が下されたと思います。当時のスポーツ紙の一面は「柳沢、女で失格」というものでした。

そのあおりを食ったのが小野伸二で、柳沢が代表を外され、吉原が急遽負傷の中山の代役で南米選手権を戦うA代表に呼ばれたので、選手が手薄だったフィリピン戦で、彼を交代させる余裕がなく、フィリピンDFの無謀なタックルで靭帯を断裂する重傷を負います。もちろん、フィリピンDFのプレーが一番悪いですが、この怪我で小野伸二のサッカー人生にも影響が出たと、今でもちょっと根に持っています。

しかし、先ほどの問題を除けばプロ意識の高さは評価されており、当時鹿島にいたジョルジーニョやレオナルドからプロとしての体のつくり方を学ぶなど、やるべきことをやっていたからこその37歳までのサッカー人生だったでしょう。よくやったと、十分言えるサッカー人生だったと思います。
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誕生日

2014-12-19 19:55:21 | 雑記
今日は私の誕生日です。今年一年を振り返ると、サッカー観戦こそ20試合で過去最少ですが、野球4試合、相撲3日間といろんなスポーツを見ることができました。地元レッズが優勝を逃し、同じく地元の西武はBクラスに低迷し、日本代表はW杯で一次リーグで敗退しましたが、不思議と悪い年のイメージはありません。

理由は大相撲さいたま巡業と、それに合わせて購入したコンパクトデジカメです。さいたま巡業に行ったのは3度目ですが、過去二回は駒場スタジアムの脇の体育館で、ちょっと家から離れていたので、家族と合わせて行動した私はあまり早く行けませんでした。

しかし、今回のさいたま巡業は家から歩いて行ける地元の体育館で、私は後から来る母とは指定席で落ち合うことにして、一人で8時半に会場に行きました。巡業は稽古を見に行くものと相場が決まっていて、遠藤、逸ノ城が横綱の胸を借りて稽古していた姿を見られました。

しかし、今回の発見は巡業に早く行くとファンサービスがあることでした。本場所でも力士の姿は見られますが、力士は生活を賭けているのでどうしてもピリピリしています。しかし、巡業では力士はリラックスしていて、ツーショット写真にも気さくに応じてくれましたし、サインや写真も簡単に得ることができました。

これなら、また巡業に行こうかという気分になれました。チケットは椅子席で6千円と決して安くはありませんが、私のような相撲好きにとっては夢のような時間でした。ブログに力士をネタにする機会も増えましたし、これで嫌いな力士はいなくなるほどでした。

また、コンパクトデジカメは今どき、みんな持っているでしょうが、私にとっては遅ればせながらIT社会を実感しました。以前から、ブログに写真は載せていましたが、ガラケーカメラの写真ではどうしても限界があり、イメージ通りの写真はなかなか撮れませんでした。

しかし、今のコンパクトデジカメは最大15倍の望遠機能があり、ちょっと遠い被写体も思いのままに拡大することができました。桜の紅葉で一枚残った葉を拡大したり、富士山や秩父連山を拡大して撮れるなど、一万五千円は安い買い物でした。

私のブログの読者の中には、マニアックなサッカーの分析記事より身近にある小さな自然を写した写真が好きというファンもいます。コンパクトデジカメはシャッターと写真にタイムラグがあるのでサッカーが撮りにくい、花の近接撮影が苦手という欠点もわかったので、どうしてもサッカーの写真を撮りたいと思ったら来年の開幕に一眼レフを持っている可能性もありますが、自分の写真好きに気づいたのは大きな発見でした。
コメント (2)
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