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名門まさかの不振(ヘルタ対ドルトムント)

2014-12-18 21:18:34 | ワールドサッカー
昨日はドイツ・ブンデスリーガのヘルタ対ドルトムントを前半だけ見ていました。ヘルタには細貝、原口が、ドルトムントには香川真司が在籍する日本人対決ですが、細貝、香川真司はベンチスタート、原口はベンチにも入らずと肩透かしを食ってしまいました。

見ていない後半で、細貝が途中出場しましたが、試合は1-0でホームのヘルタの勝利に終わりました。ヘルタのホーム、ベルリンのオリンピアシュタディオンは1938年ベルリン五輪のメインスタジアムだった歴史を誇りますが、そこを本拠地にするヘルタが1部と2部を行ったり来たりする強くないチームなので、7万人収容は大きすぎるスタジアムと思っていました。

しかし、このドルトムント戦はほぼ満員の入りでした。ブログには「細貝と原口はいつでも見られる」と書いていましたが、とんでもありませんでした。ここに誤報を訂正します。ブンデスはセリエAやプレミアリーグと違って選手を知らないので、映像を見るときはどこかにポイントを絞ります。

そのポイントはドルトムントFW、イタリア代表インモービレでした。ドルトムントはオフにエースストライカーのレバンドフスキをバイエルンに引き抜かれていて、代役に指名されたのがトリノでセリエA得点王になったインモービレでした。

プレーの特徴はポストプレーヤーです。しかし、今のドルトムントは下位に低迷するチーム事情もあってボールが回らないので、苛立ったインモービレが下がり出していました。必然的にシュートチャンスはほとんどなく、インモービレがわずか2得点と不振の理由も想像できます。ドルトムントは一時的とはいえ、最下位にもなっており、2年前に欧州CL準優勝まで行ったときの強さは失われていました。

この試合は、チーム状態が上がらないチームの対戦らしく、守り合いのがちがちの試合になりました。ブロックが崩れず、ヘルタは4-1-4-1の後ろ5人でしっかりバイタルエリアを消し、ドルトムントも後ろのブロックを作った試合でした。

必然的に面白味には欠けましたが、ヘルタMFロニーは面白い選手でした。守備に行ってもかわされ、持ちすぎて相手のプレスの餌食にもなる攻撃的MFでしたが、その左足から繰り出すパスセンスだけは超一流でした。いいパスが入ったときに、誰が出した?と思い出すと、このブラジル人の姿に行きつくのですから面白いです。
コメント
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