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関口訓充、契約更新せず

2014-12-09 21:13:27 | 浦和レッズ
浦和の全日程が終了して、しばらくはオフネタでしのぐことになるので、いろいろオフネタを考えていましたが、埼玉新聞から優先順位トップのネタが来たので予定変更します。それは浦和MF関口訓充選手との契約非更新です。関口は左右のアウトサイドで起用されていましたが、今季の出場は7試合と安定して戦力にはなれませんでした。

関口は仙台時代は4-4-2の左のサイドハーフで、3バックの浦和移籍のニュースを聞いたときは「どこで使うつもりなんだろう?」というのが正直な感想でした。トップ下を予想していましたが、実際はほとんどがアウトサイドでの起用でした。

関口は仙台でJ2時代から長くプレーして、スピードあるドリブルを武器にしていました。浦和では守備には目をつぶっても攻撃でゴールかアシストをしてくれればOKという存在でしたが、ナビスコ柏戦で戻りが遅れ穴を空けたプレーと、同タイプの関根の台頭が戦力外の理由でしょう。

関口のプレーで最大の思い出は昨年のナビスコ杯準決勝、ホーム埼玉スタジアムの川崎戦の決勝アシストです。当時、試合は0-0で膠着状態でした。初戦を2-3で落としている浦和は引き分けでは決勝に進めません。川崎が引き分けを狙い始め、無理かなと思い始めた残り10分で、関口の上げたクロスがピンポイントで興梠に合って、値千金の決勝ゴールになりました。

これこそが関口を加入させた意味だと、その攻撃力は印象に残りました。しかし、ミシャはアウトサイドは体力型の平川、宇賀神と技術型の関口、梅崎を使い分けていましたが、広島時代にミキッチを重用したように、どちらかといえば体力型が好きです。

関口は戻りの遅さという弱点があったので、どうしても1点が欲しい場面の終盤に出番は限られました。今季は関根が台頭して、切れのあるドリブルと攻撃力という、関口と同じ特徴が売り物となると、関口をベンチに置いておく意味は薄れてしまいました。

それでも、3バックの浦和だから出番は限られましたが、4バックのサイドハーフに戻ればまだまだやれると思っています。移籍先はJ2になると思いますが、4バックのチームに加入して、もう一花を期待しています。
コメント
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