Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

予想と逆の展開(12/13G大阪対山形)

2014-12-14 19:00:54 | 他チーム
プレビュー記事では、ガンバ大阪がどう攻めて、押し込まれた山形がどう対応するかがゲームのポイントと予想していました。しかし、G大阪はリーグ優勝という大きな目標を達成したばかりの試合という理由もあり、いつものポゼッションより、山形の隙を突いてのカウンターを意識していました。

逆に挑戦者の山形が、5バック気味に押し込まれる予想を覆し、高い位置をキープする強気のサッカーを展開しました。山形の石崎監督は柏、札幌を昇格させ、大分や川崎Fでもチームの基礎を作った名将ですが、山形は終盤戦で追い上げて6位に入り、プレーオフを勝ち抜き昇格したばかりと勢いがあるので、その勢いをぶつけようとしたようです。

G大阪は試合巧者でした。G大阪もリーグ終盤戦で追い上げて逆転優勝を果たしましたが、浦和戦では見事にカウンターを機能させて、残り2分で決勝点を入れた勝負強さで果たした優勝です。また、G大阪のストロングポイントは宇佐美とパトリックの2トップということもあり、シンプルにこの二人を使いました。

先制点がGKからのロングボールだったところが、この試合を象徴しており、パトリックの頭から宇佐美が走る、2トップだけで点が取れるストロングポイントを表していました。その後も、攻めに出た山形を次々とカウンターでいなす試合展開は、やはりJ1とJ2の差はあると感じざるを得ませんでした。

それでも同点になれば延長戦もPK戦もあるからわからないと思っていましたが、G大阪はパトリックのゴールで2点目を入れて、ほぼ勝負は決しました。長谷川監督はチーム作りのうまさは評価できますが、清水時代は2度天皇杯決勝で敗れるなど試合運びはどうかと思っていましたが、この試合は運び方もうまい試合でした。

この試合の結果、未定だった浦和のACLの組分けはブリスベン(豪州)、水原(韓国)、プレーオフ勝者に決まりました。浦和がACLを制した2007年と比べるとアジアのクラブのレベルは上がっており、今回の浦和は優勝候補という評価ではありません。

しかし、やるからには目の前の試合はすべて勝つつもりでいて欲しいですし、会社を休んでも行きたくなるような感動を得られるように、浦和には期待しています。ゼロックススーパーカップというおまけもついてきましたし。
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高木俊幸、浦和移籍

2014-12-14 16:04:34 | 浦和レッズ
写真は今日の青空です。気持ち良く晴れた、いい日だったと思います。今朝のサッカーニュースでは、清水FW高木俊幸選手の浦和移籍が、当ブログでは優先順位トップです。高木俊幸は、元横浜ベイスターズの選手だった高木豊さんの3人の息子の長男です。次男は清水、三男は東京Vでプロになった、驚異的な3兄弟です。

高木俊幸は、清水ではゴトビ前監督に重用されました。3トップの左ウイングが彼に最適なポジションで、スピードあるドリブルに決定力を備えた選手です。今季は不振で、清水が残留争いをした要因の一つになりましたが、復活を信じて浦和は獲得を決めたと思います。

高木俊幸は東京Vのユース育ちで、父の高木豊からはプロスポーツ選手の心得を学びました。野球でもサッカーでも打ち込んでくれればいいというのが高木豊の教えでした。ユース時代から有名だった3兄弟ですが、ここまでは順調に育っていると思います。

浦和でどこのポジションに入るかは注目です。高木俊幸はいい選手ですが、戦術を彼に合わせるほどの大物ではないと思うので、従来のミシャサッカーのどこかのポジションに、はめ込むと思います。私の予想はトップ下だと思います。ボールキープは柏木の役割として、浦和が求めているのはポスト原口のドリブラーだと思います。

もともと、ミシャサッカーは1トップにはそれほど大きな役割を課さず点さえ取ればいいと割り切り、2シャドーがボールをキープしたり点を取ったりするサッカーです。テクニックと得点力を誇る高木俊幸なら、原口に近い役割は果たせると期待しています。

槙野が、槙野、宇賀神、原口の左サイドはストロングポイントと公言したように、原口は宇賀神や槙野と連携して点を取っていました。高木俊幸にはそれが最も求められます。槙野や宇賀神がどういうパスを出すか、自分自身がどこでボールをもらいたいか、キャンプで明確にすることができれば、原口と同レベルあるいはそれ以上の活躍をする可能性は持っています。

また、高木俊幸はイケメン選手です。永井雄一郎のようなルックスは、女性ファンが増えそうな予感です。人気と実力を兼ね備える活躍を願っています。
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