GWの連休は、自分にとってはワールドサッカーのビデオを見るチャンスです。先日、Rマドリード(以下レアル)対Aマドリード(以下アトレチコ)の2ndレグの感想をアップしましたが、今回時間があったので1stレグも見てみました。もちろん、結果の0-0は知っていますが、サッカーは0-0にもいろいろな攻防が含まれているものです。
アトレチコは今回も2ラインコンパクトサッカーで、レアルの攻めを封じるリアクションサッカーでしたが、会心の内容だった2ndレグと比べるとこの日は2ラインが引きすぎていた印象です。レアルに、ブロックの外側からシュートに至られる場面が多く見られました。それでも、今季スペインリーグでのこのカードはアトレチコの2戦2勝だった事実を見ると、どこかにアトレチコの仕掛けが成功した要因はあったはずです。
それは、豪華に見えるレアルの中盤のサイドが理由でした。アンカーのクロース(8番)はしっかりDFラインの前にポジションを取ってボールを散らしていましたが、右のMFモドリッチ(19番)、左のMFハメス・ロドリゲス(10番)は両方ともそれぞれの国の代表チームではトップ下という攻撃的な選手です。
そこがアトレチコの仕掛けどころでした。普段は守備を基調にしながら、できるだけモドリッチやロドリゲスを後ろ向きにプレーさせようと仕掛けた速攻で何度かチャンスを作りました。また、FWが守備もできるグリーズマン(7番)と、ターゲットマンのマンジュキッチ(9番)のコンビなのもバランスがいいです。
結果的に、この試合では合わなかったとはいえ、アーリークロスを送り込んで一つでもマンジュキッチが競り勝てば1-0の勝利という勝ちパターンを作っておくことが、選手の実力では差があるこの両者の対決を面白くした要素だったと思います。また、アトレチコでは右MFのトゥランも効いていました。
2ndレグでは退場になって足を引っ張ったトゥランですが、そのステップの細かいドリブルはレアル左SBマルセロ(12番)を手玉に取る場面もあり、このレベルならトルコ代表なら圧倒的な中心選手と想像はつきました。
ベンゼマもロナウドも、決定機を決められなかったレアルは、想像以上に苦しんだ試合になりましたが、負けていなかったことが2ndレグにつながりました。世界トップレベルのレアルといえど、苦しむ試合もあるものだという例です。
アトレチコは今回も2ラインコンパクトサッカーで、レアルの攻めを封じるリアクションサッカーでしたが、会心の内容だった2ndレグと比べるとこの日は2ラインが引きすぎていた印象です。レアルに、ブロックの外側からシュートに至られる場面が多く見られました。それでも、今季スペインリーグでのこのカードはアトレチコの2戦2勝だった事実を見ると、どこかにアトレチコの仕掛けが成功した要因はあったはずです。
それは、豪華に見えるレアルの中盤のサイドが理由でした。アンカーのクロース(8番)はしっかりDFラインの前にポジションを取ってボールを散らしていましたが、右のMFモドリッチ(19番)、左のMFハメス・ロドリゲス(10番)は両方ともそれぞれの国の代表チームではトップ下という攻撃的な選手です。
そこがアトレチコの仕掛けどころでした。普段は守備を基調にしながら、できるだけモドリッチやロドリゲスを後ろ向きにプレーさせようと仕掛けた速攻で何度かチャンスを作りました。また、FWが守備もできるグリーズマン(7番)と、ターゲットマンのマンジュキッチ(9番)のコンビなのもバランスがいいです。
結果的に、この試合では合わなかったとはいえ、アーリークロスを送り込んで一つでもマンジュキッチが競り勝てば1-0の勝利という勝ちパターンを作っておくことが、選手の実力では差があるこの両者の対決を面白くした要素だったと思います。また、アトレチコでは右MFのトゥランも効いていました。
2ndレグでは退場になって足を引っ張ったトゥランですが、そのステップの細かいドリブルはレアル左SBマルセロ(12番)を手玉に取る場面もあり、このレベルならトルコ代表なら圧倒的な中心選手と想像はつきました。
ベンゼマもロナウドも、決定機を決められなかったレアルは、想像以上に苦しんだ試合になりましたが、負けていなかったことが2ndレグにつながりました。世界トップレベルのレアルといえど、苦しむ試合もあるものだという例です。