大相撲夏場所中日、休日なので面白い取組を組もうと、白鵬対大砂嵐、日馬富士対逸ノ城を組んでいました。大砂嵐の休場で白鵬が不戦勝になり、ここ3年で8回の相撲観戦で初めて白鵬の取組を見られなかったのは残念ですが、残りの幕内後半戦9番にも面白い一番はありました。
まずは日馬富士対逸ノ城ですが、力の強さでは幕内随一の逸ノ城も、立ち合いはあまり強くない課題があります。日馬富士が立ち合い先手を取るのは確実でしたが、その後逸ノ城がどんな反撃を見せるかが焦点でした。しかし、日馬富士は廻しを取られたら勝負にならないと見て、立ち合いのど輪で攻めました。その後はもろ差しも入った日馬富士は、逸ノ城に何もさせずに西土俵に寄り切りました。
照ノ富士対玉鷲も注目でした。玉鷲は幕内上位では勝ち越したことのない力士で、関脇照ノ富士にとっては確実に勝っておきたい相手ですが、玉鷲が突き押し相撲なので、照ノ富士が廻しを取れずに慌てればどうかという一番でした。その通り、玉鷲が突いて出て、照ノ富士はかいなを抱える苦しい展開でした。
しかし、照ノ富士は運動神経の良さが武器の力士で、そういう絶対不利の体勢からでも技を繰り出せます。小手投げを放った照ノ富士が、玉鷲を横転させて逆転勝利を収めました。照ノ富士にとっては内容の悪い相撲でしたが、そういう相撲を拾うのも実力のうちでしょう。
栃ノ心対妙義龍も注目していました。膝の靭帯断裂で幕下55枚目まで番付を一時下げた栃ノ心でしたが、休場中に相当トレーニングを積んでいたらしく、背筋が休場前より発達して戻ってきた印象です。最高位は小結の栃ノ心ですが、前はなかなか上位で勝ち越せない力士でした。
今回は相手の妙義龍が相撲巧者なので、うまく中に入られると苦しいと予想していましたが、栃ノ心は土俵際で放った投げで妙義龍を逆転して勝つことができました。今場所も一度も勝っていない白鵬には負けて対戦成績の連敗を更新していますが、三役クラスに勝てるようになれば上位定着も期待したいです。
まずは日馬富士対逸ノ城ですが、力の強さでは幕内随一の逸ノ城も、立ち合いはあまり強くない課題があります。日馬富士が立ち合い先手を取るのは確実でしたが、その後逸ノ城がどんな反撃を見せるかが焦点でした。しかし、日馬富士は廻しを取られたら勝負にならないと見て、立ち合いのど輪で攻めました。その後はもろ差しも入った日馬富士は、逸ノ城に何もさせずに西土俵に寄り切りました。
照ノ富士対玉鷲も注目でした。玉鷲は幕内上位では勝ち越したことのない力士で、関脇照ノ富士にとっては確実に勝っておきたい相手ですが、玉鷲が突き押し相撲なので、照ノ富士が廻しを取れずに慌てればどうかという一番でした。その通り、玉鷲が突いて出て、照ノ富士はかいなを抱える苦しい展開でした。
しかし、照ノ富士は運動神経の良さが武器の力士で、そういう絶対不利の体勢からでも技を繰り出せます。小手投げを放った照ノ富士が、玉鷲を横転させて逆転勝利を収めました。照ノ富士にとっては内容の悪い相撲でしたが、そういう相撲を拾うのも実力のうちでしょう。
栃ノ心対妙義龍も注目していました。膝の靭帯断裂で幕下55枚目まで番付を一時下げた栃ノ心でしたが、休場中に相当トレーニングを積んでいたらしく、背筋が休場前より発達して戻ってきた印象です。最高位は小結の栃ノ心ですが、前はなかなか上位で勝ち越せない力士でした。
今回は相手の妙義龍が相撲巧者なので、うまく中に入られると苦しいと予想していましたが、栃ノ心は土俵際で放った投げで妙義龍を逆転して勝つことができました。今場所も一度も勝っていない白鵬には負けて対戦成績の連敗を更新していますが、三役クラスに勝てるようになれば上位定着も期待したいです。