昨日はレッズ戦がなかったので、スカパーのテレビ中継で新潟対山形を見ていました。直線距離は比較的近い両チームですが、山形から新潟は直通する電車はないので行きにくく、車で4時間もかけてたどり着いたという山形サポのコメントもありました。
試合は山形のペースでした。新潟は大井、舞行龍、大野の3バックに布陣を変更して、右アウトサイドの川口、左アウトサイドのコルテースの攻撃力を生かそうとしてきました。この試合をしばらく見ていると、「これはコルテースの守備力をカバーするための布陣だな」と気が付きました。
川口は必死で帰陣していましたが、コルテースが取られると戻ることはなく、なるほど彼を4バックの左SBで使うのは怖いなと想像ができます。そこを、キム・ボムヨンと高木利弥でえぐらせた山形が優位に試合を運びました。
特に高木利弥は面白い選手です。元日本代表FW高木琢也氏(現J2長崎監督)の息子で、神奈川大学卒業の新人です。山形のJ1昇格で親子対決は実現しませんでしたが、高木利弥はポストプレーヤーだった父とは違って、スピード型のウイングでした。
スピードならある対面の川口にも負けておらず、カウンターを仕掛ければ脱兎のごとくかけ上がれる走力はさすがでした。埼玉スタジアムの浦和戦には出ていませんでしたが、こういう選手は一度は生で見たいと思います。
また、この試合が山形優位に運んだのは、新潟ボランチ、レオ・シルバの出場停止も理由でした。体型を見ると守備の強いファイターのイメージですが、彼はドリブルやパスも持っていて攻撃でも中心選手です。彼の攻撃力がなかったことで、新潟は攻撃で落ち着き場所がなかった印象です。
FW鈴木武蔵のスピードを生かそうとした新潟ですが、CKから林にヘディングで失点してから、長身FW指宿を投入して高さで勝負する方針に変更します。しかし、おあつらえ向きのアーリークロスはなかなか入らず、山形の勝利が半ば見えてきたロスタイムの同点ゴールで、新潟は辛くも勝ち点1を拾いました。
浦和も獲得に動いたと言われる、レオ・シルバがいないとボールが収まらない事実を見る限り、彼の存在は大きいと改めて感じました。浦和は新潟に埼スタで一度も負けたことがないのがチームの誇りですが、フルメンバーの相手ならどうかとも思った試合ではありました。
試合は山形のペースでした。新潟は大井、舞行龍、大野の3バックに布陣を変更して、右アウトサイドの川口、左アウトサイドのコルテースの攻撃力を生かそうとしてきました。この試合をしばらく見ていると、「これはコルテースの守備力をカバーするための布陣だな」と気が付きました。
川口は必死で帰陣していましたが、コルテースが取られると戻ることはなく、なるほど彼を4バックの左SBで使うのは怖いなと想像ができます。そこを、キム・ボムヨンと高木利弥でえぐらせた山形が優位に試合を運びました。
特に高木利弥は面白い選手です。元日本代表FW高木琢也氏(現J2長崎監督)の息子で、神奈川大学卒業の新人です。山形のJ1昇格で親子対決は実現しませんでしたが、高木利弥はポストプレーヤーだった父とは違って、スピード型のウイングでした。
スピードならある対面の川口にも負けておらず、カウンターを仕掛ければ脱兎のごとくかけ上がれる走力はさすがでした。埼玉スタジアムの浦和戦には出ていませんでしたが、こういう選手は一度は生で見たいと思います。
また、この試合が山形優位に運んだのは、新潟ボランチ、レオ・シルバの出場停止も理由でした。体型を見ると守備の強いファイターのイメージですが、彼はドリブルやパスも持っていて攻撃でも中心選手です。彼の攻撃力がなかったことで、新潟は攻撃で落ち着き場所がなかった印象です。
FW鈴木武蔵のスピードを生かそうとした新潟ですが、CKから林にヘディングで失点してから、長身FW指宿を投入して高さで勝負する方針に変更します。しかし、おあつらえ向きのアーリークロスはなかなか入らず、山形の勝利が半ば見えてきたロスタイムの同点ゴールで、新潟は辛くも勝ち点1を拾いました。
浦和も獲得に動いたと言われる、レオ・シルバがいないとボールが収まらない事実を見る限り、彼の存在は大きいと改めて感じました。浦和は新潟に埼スタで一度も負けたことがないのがチームの誇りですが、フルメンバーの相手ならどうかとも思った試合ではありました。