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西川周作、日本代表復帰

2021-03-19 21:36:28 | 浦和レッズ
先日、3月25日韓国戦、30日モンゴル戦に向けた日本代表の発表がありました。その中では嬉しかったニュースが、浦和レッズGK西川周作選手の日本代表復帰です。JリーグのGKではトップクラスの力は維持していましたが、最近は海外組のGKが続いていました。今回、川島を呼べなかった可能性もありますが、西川にとってはチャンスなので代表正GKを取り戻すくらいのプレーをして欲しいものです。

その西川の記憶を書きます。西川はユース時代は大分でプレーし、当時は直接FKでゴールを決めることもありました。当時、シャムスカ監督の下、J1で旋風を起こした大分の正GKに若い頃から定着しますが、大分の経営難もあってミシャが監督を務めていた広島に完全移籍することになりました。ミシャサッカーでは、フィールドプレーヤーのごとく足元の技術のある西川は重宝され、CB2枚の間にリベロ的に出てつなぐ役割を果たすことになります。

ミシャが浦和に去った後も広島の正GKを守っていましたが、2014年にミシャ率いる浦和に完全移籍します。当時の浦和は加藤順大と山岸範宏が正GKを争っていましたが、そこに一段上のGKである西川がやってきたことは衝撃的だったでしょう。西川は当たり前のように正GKとなり、ミシャサッカーの黄金時代となる時期に正GKとなりました。

当時の西川で印象的だったのは練習方法でした。普通のGKは、GKコーチにペナルティエリア内からシュートを打たせて、それをセーブする練習をしますが、西川はそのシュートをセーブしてからさらにシュートを打たれる事態を想定して、近い距離から別のスタッフにグラウンダーのシュートを打たせてそれを止める練習をしていました。

その練習の成果もあって、西川が神がかり的なセーブをすることで浦和を救ってきた場面も多かった記憶です。代表レベルでは、2008年北京五輪代表での活躍からスターダムにのし上がり、出場こそなかったものの2014年ブラジルW杯のメンバーに選ばれると、2016年のロシアW杯最終予選のサウジアラビア戦でゴールを守っていました。

ロシアW杯本大会の代表からは漏れ、今回の代表復帰は久しぶりです。34歳とベテランの彼ですが、GKは選手寿命が長くこれから正GKを奪回できる可能性はあります。浦和レッズから、一人でも代表が選ばれているのは嬉しいもので、「浦和代表」としていいプレーを見せて欲しいものです。
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