Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

モンゴル戦プレビュー

2021-03-28 22:10:32 | ワールドサッカー
今度の火曜日、日本代表はW杯2次予選のモンゴル戦です。この試合は、本来モンゴルのホームゲームとしてモンゴル国内で行われる予定だった試合ですが、モンゴルが新型コロナウイルス対策を十分に取れないことから日本での開催となり、千葉県のフクダ電子アリーナで無観客で行われることになった試合です。

モンゴルはFIFAランキングでは下位のチームなので、1次予選から勝ち上がってきたチームです。2次予選への出場は初めてで、試合自体がモンゴルサッカーの歴史を作ることになりますが、モンゴルは相撲こそ強い国ですがサッカーはまだまだこれからで、2次予選の日本代表との前回の埼スタでの対戦で0-6と惨敗を喫しています。

モンゴルとしては何とか日本から1点でも取ろうと、格下戦術に徹して守ってくるでしょう。実際、日本との前回の対戦では守りを固め、サイドからのボールを何度かクリアしていましたが、そのクリアが毎回ギリギリだったので1回はミスをしてくれる確信がありました。試合はその通りの展開となった結果の6-0での日本勝利です。

日本は海外組も呼んで、本気でこの試合を勝ちに行くつもりです。もっとも、代表への海外組の招集は「厳密な防疫体制を取ること」という約束のもと特例で許可された措置で、海外組と国内組はロッカールームも移動も完全に分け、試合中だけしか一緒にプレーできないという異例の態勢が組まれています。コロナウイルスという未曾有の脅威に対し、人間側が対策を考えた結果ですが、サッカーができるだけでも一時の状態を思えばありがたいです。

この試合では内容は悪くてもとにかく勝ち点3が要ります。モンゴルという、未知の敵地への移動を避けられた幸運は、勝利することによって初めて生かされたことになります。PKの1点での1-0でもなんでもいいので、勝ち点3をとにかく確保して、できるだけ早く最終予選進出を決めたい試合です
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大相撲春場所総括

2021-03-28 19:22:39 | 他スポーツ
大相撲春場所は、写真の照ノ富士の3回目の優勝に終わりました。膝の古傷も抱える照ノ富士ですが、四つに組んだら現役力士では最強で、朝乃山、正代、貴景勝の大関陣を3連破した文句なしの優勝でした。この結果、大関昇進に向けた理事会が招集されることが決まり、理事会で否決されたことがないことから大関昇進は確実です。大関陥落後、序二段まで落ちて、よくここまで戻ってきたと拍手を送りたいです。

大関陣は振るいませんでした。カド番の貴景勝は何とか10勝して意地を見せましたが、千秋楽の照ノ富士戦では相手の腕を取りに行ったのが響いて押し出されました。押し相撲故に相撲を安定させにくいという課題は常について回る大関ですが、今日も押しに徹することができずに小技に走ってしまったのは反省材料でしょう。

千秋楽の正代対朝乃山戦は、右四つに組んだ朝乃山の勝利に終わり、この結果負け越した正代が来場所カド番になります。朝乃山は何とか10勝目を挙げて大関としてはまあまあの位置につけましたが、優勝争いに全く絡めなかったのは残念です。なかなか大関陣から優勝が出ない状況で、来場所は照ノ富士が一躍本命に浮上しそうです。

三役争いは、7勝7敗だった小結大栄翔、小結御嶽海、関脇隆の勝が全員勝利して三役の地位を守りました。その結果、平幕から三役に上がる枠は照ノ富士が大関に上がっても残留組が4人となり、空かない可能性が高いです。前頭2枚目で10勝を挙げた若隆景にとっては、枠さえ空けば十分三役の成績でしたが、こういう番付運の悪さはいつでも起こる可能性があります。

下位では、技能賞を受賞した若隆景の頑張りが目立ちました。決して大きい力士ではないですが、筋肉質で押されにくい強さを持っており、先場所がコロナの影響で全休だったハンデを感じさせない土俵ぶりでした。来場所も上位総当たりで、研究されることにはなりますが、千代の富士を思い出す体型でこの大横綱のような相撲を見たいものです。

また、謹慎で3場所出場停止となり、幕下56枚目まで落ちた阿炎が7戦全勝優勝を果たしました。幕下でも下位の番付なので、来場所は幕下上位には上がりますが、幕下を抜けるにはまた全勝優勝をする必要があります。無断外出で手痛いペナルティを食らいましたが、やはり幕下まで下がれば力は違ったようです。
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ルヴァン柏戦マニアック分析

2021-03-28 11:06:32 | 浦和レッズ
後半頭に、両サイドのMFを小泉と汰木に交代させたのは効果があり、小泉はボールタッチ数が多く、汰木は縦に仕掛ける動きでボールを引き出していました。また、右サイドから西がクロスを入れて、興梠の頭に合う決定機がありましたが、これは惜しくもGK佐々木にセーブされました。ロドリゲスサッカーの、サイドを仕掛けるスタイルは出ていました。

このゲームのポイントになったのは柏の交代策でした。急造左SBの明本の裏を狙うために、FWを呉屋からクリスティアーノに交代させてきました。スピードのあるクリスティアーノを右サイドに置いて、サイドに縦パスを出して仕掛けた柏の動きの前に、CB槙野が引き出される危ない場面を何度か作られていました。

この試合が「実験」だったのは浦和の交代にも表れており、最も可能性を感じた興梠を67分に下げて、武藤雄樹をFWに入れてきました。興梠のコンディションが、まだ90分持たないというロドリゲス監督の判断でしょう。同じく負傷明けの西も途中でベンチに下がっており、この試合を使ってコンディションを上げに行った起用だったのでしょう。

試合が動いたのはCKでした。トップ下の神谷の蹴ったCKから、クリスティアーノに対して誰も競っていないマークミスから、体半分ほど抜け出したクリスティアーノのヘディングシュートで、柏に先制点が入ります。これで浦和は動かざるを得なくなり、阿部勇樹、岩波、槙野の3バックにして右アウトサイド関根、左アウトサイド汰木、シャドーに武藤と明本という3-6-1に組み替えてきました。

明本をシャドーに上げたということは、やはり彼のSBは向いていなかったと認めた証かもしれません。最後はボールを動かして攻めた浦和ですが、ゴールを割ることはできず、試合はそのまま0-1で浦和の敗戦に終わりました。開幕から今まで、流れの中で点が取れていない浦和の決定力という課題は、この試合でも解決することはできませんでした。

ルヴァン杯の決勝トーナメント進出はこれでかなり難しくなったと認めざるを得ません。J1で指揮を執るのは初めてだったロドリゲス監督が「実験」を意図した起用をしたのは間違いないでしょうが、ここで点が取れなかったことが、今後のリーグ戦でどう出るかは気になるところです。





























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