Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

高い信頼性の確立(3/30日本対モンゴル)

2021-03-30 22:57:05 | ワールドサッカー
今日のW杯2次予選モンゴル戦は、14-0という日本の圧勝に終わりました。こういう、相手がわからない試合は先にモンゴルの出方を見ますが、布陣を見ると5-4-1の様子でした。しかし、もともと狙っていた5バックではなく、サイドのMFがSBの松原や小川に引っ張られて最終ラインに吸収される格好の5バックなので、中央のDFは4バックのつもりで守っていたでしょう。

その隙を、日本はうまく突くことができました。モンゴルのDFラインは高い位置に引かれており、日本がサイドを崩して高い位置で持てば、DFラインの裏は比較的狙いやすい相手でした。もちろん、裏を警戒して相手DFが下がって来れば、日本はバイタルエリアで受けることができます。そのようにバイタルエリアで受けたのが南野の先制点でした。

なかなか点が入らないと、この試合は勝利のみが必要な試合だったので焦りを生む恐れがありましたが、前半13分といい時間で点が取れたことで日本はリズムに乗った攻めを見せました。相手のラインが高いのでDF吉田麻也からでもパスが届き、その中央の崩しでFW大迫勇也にもゴールが生まれ、あとは気を緩めずに負傷に気を付ければいい試合になりました。

この試合で評価できるのは、日本に変なDFラインでのミスが見られず、最後まで集中したサッカーを見せたことです。この日はモンゴルが中央を固めていたことから、DFの吉田麻也と冨安も高い位置に出てパス回しに参加していました。このサッカーは選手に高い信頼性を要求するサッカーで、一つつまらないミスが出ればそこから崩壊するリスクがあります。

その「高い信頼性」を確保したことが、最終的に14-0と大差になった試合をうまく運べた大きな要因だったと感じます。攻撃の選手には皆ゴールが生まれ、大迫勇也は最終的にはハットトリックでしたが、何点取るというよりは日本代表というチームが、チームとして皆が連動しているところが良かったと思います。

また、大差で負けていたモンゴルが、変な気を起こしてラフプレーを出さなかったことも良かったと思います。モンゴルは既に2次予選での敗退が決まっていますが、日本戦に向けて合宿を張って代表強化を目指していました。この試合では日本との差を見せられましたが、モンゴルのサッカーはこれからなので、まずは2次予選に安定して出場できるところからです。
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さいたま市の桜

2021-03-30 22:34:06 | 埼玉
今日はモンゴル戦のことを書こうとしましたが、時間が確保できないので穴埋めネタで、近所の桜の写真を貼っておきます。今年の桜は早く、4月の声を聞く頃には散り始めていることでしょう。





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