Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

大相撲春場所中盤戦

2021-03-21 22:15:50 | 他スポーツ
大相撲春場所は8日目を終えて、写真の小結高安が7勝1敗で単独トップに立っています。今場所は白鵬が2勝目を挙げたのちに膝の手術のため休場して、本命不在の状況でしたが、今日の土俵では高安と関脇照ノ富士との1敗同士の直接対決が組まれました。照ノ富士はまわしを取れば現役力士最強ですが、突き押し力士に苦戦する傾向があります。

今日の高安は立ち合いで低く入ってもろ差しになり、照ノ富士にまわしを取らせない願ってもない形を作り、そのまま寄り切ってこの直接対決を制しました。高安にとっては優勝することがあれば意外にも初優勝です。もっとも、高安がこれから星を落とす可能性もあるので、照ノ富士以下の力士もまだ優勝を狙っているでしょう。

照ノ富士は優勝争いでは2敗で追う格好ですが、10勝で届く大関昇進にはいい位置につけています。大関陥落後、一時序二段というざんばら髪の新弟子も混じる位置まで落ちましたが、そこから5場所で十両に戻り、十両も2場所で抜けました。大関陥落後、3場所33勝という大関昇進の成績で戻ったのは過去には魁傑一人という難関ですが、それは実現する可能性が高いです。

大関陣は不振で、朝乃山5勝3敗、貴景勝5勝3敗、正代4勝4敗です。今や大関が負けるのはいつものことになり、3大関がそろって勝った日はここまで一日もないほどです。特にカド番の貴景勝にとっては厳しい土俵が続きますが、今場所は何とか8勝を挙げてカド番を脱出するのが手一杯かなという内容です。

先場所優勝の大栄翔は、ここまで3勝5敗と黒星が先行しています。突き押し相撲故に安定させることが難しい要因もありますが、ここ二日ほどは内容が良く、今日は朝乃山を一気の突きで押し切りました。勝ち越しまで持って行けるかでしょうが、可能性はあると思います。
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4分間の空白(3/21浦和対川崎)

2021-03-21 20:40:50 | 浦和レッズ
今日の浦和のホーム川崎戦は0-5の大惨敗でした。こういう試合の記事を書くのは気が進まないですが、書いておかないと忘れるので書きます。確かに、結果は0-5ですが、前半の40分ほどまでは浦和の狙いがうまく出ていました。川崎が、右サイドのFWにウイングタイプの選手でなく、CFタイプの小林悠を起用してきたので、前半はあまり右サイドを使えていませんでした。

そんなちょっとした川崎の隙を、浦和は一時的ですが利用できました。若手ボランチの伊藤敦樹と金子のところで相手カウンターを確実に回収し、なかなかラストパスこそ通せなかったもののパスを回してチャンスをうかがう、浦和が狙い通りのリズムをつかんでいました。サイドに回すところは川崎のSBが締めていましたが、縦へのスルーパスに活路があり、関根や山中が縦に仕掛けた形はありました。

その好内容がご破算になってしまったのは、前半42分のワンチャンスからでした。宇賀神がスローインを相手のプレスがかかっているところに出してしまったミスから、カウンターが右サイドにつながり、真ん中に上がっていた小林悠のヘディングシュートで川崎に先制点が入りました。小林悠のウイング起用が、ターゲットが2か所になるという意味で機能した鬼木監督の采配の的中でした。

それでも、0-1が長く続いていれば、内容は良かったと前を向けるでしょう。そうならなかった理由は、後半のわずか4分間の崩れでした。この4分間は、相手ボールになっても浦和の選手がチェックに行かず、戻りも遅くエアポケットにはまってしまったようでした。小林悠のクロスをレアンドロ・ダミアンが華麗なテクニックでボレーシュートを決めた失点で、浦和は完全に崩れてしまいました。

そのまま、その4分間に3失点したことで、試合は終わってしまいました。あとは川崎はつないで時間を使えばよく、浦和は伊藤敦樹、汰木、関根を下げて阿部勇樹、武田英寿、大久保を入れて試合を変えに行きましたが、時すでに遅しでした。こういう、ゲームの流れが悪くなったときの対応という意味では、キャプテンの阿部勇樹がスタメンを外れていたデメリットが出ました。

この5失点で、またも得失点差が大幅なマイナスになる、浦和としては苦しい成績になります。次がルヴァン杯柏戦で、この試合をどう使ってチームを熟成させるか、ロドリゲス監督がどういう手に出るか見たいですが、今日はさすがに元気が出ません。
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