私のような他チームサポにも、昨日の九石ドームでの結果(大分が川崎Fに1-0で勝利)には大いに驚きました。たまたま自宅にいて、この試合をテレビで見ていたので、ちょっとこの試合について書いてみます。
メンバー的に見れば、川崎Fは中村憲剛もジュニーニョもいるベストメンバーです。しかし、BSの中継で解説の山野氏が強調していたのは中村憲剛の運動量の少なさでした。確かに、中村憲剛は右足内転筋を痛めて代表の南アフリカ遠征を辞退しています。
いわば、この大分戦で起用するのは賭けだったわけです。しかも、中村憲剛はもともと柔らかい筋肉を持っているらしく、29歳にして筋肉系の怪我は初めてだったそうです。浦和レッズの山田暢久も、32歳で初めて肉離れを経験しますが、このときはアスレチックトレーナーが本人の混乱を鎮めるのに時間がかかったそうです。
そのため、どこまで治れば出られる状態になるか、中村憲剛本人もわかっていなかった面もあると思います。しかも、CKやFKはレナチーニョに任せていましたから、ロングキック一発で展開を変える中村憲剛らしさは出しにくい状況でした。
それでも、大分が普通の出来だったら川崎Fが勝てたと思いますが、この日の大分は急造4バックが見事にはまり、ボランチで起用した家長が初めてとは思えないボールさばきを見せて、大分が常にボールを支配していました。これが最初からできたらこの順位(最下位)にはいないはずと思わせる、会心の出来でした。
浦和も大分に負けたことがありますから、心情的にはよくわかりますが、大分というチームは去年、1-0を守り切るノウハウは蓄積しているチームです。CKを一旦跳ね返し、こぼれたところにエジミウソンを置いて流れを切るというプレーの連続に、川崎Fは次第に焦りの色を濃くしていきました。
川崎Fは九石ドームで勝ったことがないという、ゲンの悪さも、こういう展開になると焦りの要素になります。結局、1点を守り切られた川崎Fは優勝争いの中で痛恨の黒星を喫します。しかし、次の試合は鹿島とG大阪の直接対決です。これが引き分けもしくはG大阪の勝利に終われば、まだ川崎Fにもチャンスはあります。次の新潟戦での勝利は必須として、まだできることはあるはずです。
メンバー的に見れば、川崎Fは中村憲剛もジュニーニョもいるベストメンバーです。しかし、BSの中継で解説の山野氏が強調していたのは中村憲剛の運動量の少なさでした。確かに、中村憲剛は右足内転筋を痛めて代表の南アフリカ遠征を辞退しています。
いわば、この大分戦で起用するのは賭けだったわけです。しかも、中村憲剛はもともと柔らかい筋肉を持っているらしく、29歳にして筋肉系の怪我は初めてだったそうです。浦和レッズの山田暢久も、32歳で初めて肉離れを経験しますが、このときはアスレチックトレーナーが本人の混乱を鎮めるのに時間がかかったそうです。
そのため、どこまで治れば出られる状態になるか、中村憲剛本人もわかっていなかった面もあると思います。しかも、CKやFKはレナチーニョに任せていましたから、ロングキック一発で展開を変える中村憲剛らしさは出しにくい状況でした。
それでも、大分が普通の出来だったら川崎Fが勝てたと思いますが、この日の大分は急造4バックが見事にはまり、ボランチで起用した家長が初めてとは思えないボールさばきを見せて、大分が常にボールを支配していました。これが最初からできたらこの順位(最下位)にはいないはずと思わせる、会心の出来でした。
浦和も大分に負けたことがありますから、心情的にはよくわかりますが、大分というチームは去年、1-0を守り切るノウハウは蓄積しているチームです。CKを一旦跳ね返し、こぼれたところにエジミウソンを置いて流れを切るというプレーの連続に、川崎Fは次第に焦りの色を濃くしていきました。
川崎Fは九石ドームで勝ったことがないという、ゲンの悪さも、こういう展開になると焦りの要素になります。結局、1点を守り切られた川崎Fは優勝争いの中で痛恨の黒星を喫します。しかし、次の試合は鹿島とG大阪の直接対決です。これが引き分けもしくはG大阪の勝利に終われば、まだ川崎Fにもチャンスはあります。次の新潟戦での勝利は必須として、まだできることはあるはずです。