今回はたぶん今までで一番情報を持った状態で迎えるW杯なので、逆に情報の少ないチームに惹かれます。日本ではなかなか見られないコスタリカが格下戦術を機能させて死の組を1位で通過したように、知らないチームが強いと理由を探りたくなります。
今回注目したのはエクアドルです。2002年が初出場という新興勢力で、ホームのキトの標高2600mで相手が動けなくなるのを利用して予選を通過しています。南米予選が9チーム総当たりのホームアンドアウェイで4位までが通過なので、ホームで全勝に近い成績なら通過できます。
こういうチームは毎回ブラジルやアルゼンチンを苦しめているのだから、何か理由があるはずだというのがエクアドルに注目した理由です。このフランス戦はエクアドルは同時刻キックオフのスイスの結果待ちで、結論から言えばスイスが勝ちエクアドルは引き分けて決勝トーナメントには出られませんでした。
それでも、私が見た後半はエクアドルはAバレンシアが退場して10人でしたが、エクアドルサッカーの長所は見ることができました。2008年のクラブW杯で当時世界最強のマンUを苦しめたエクアドルのLDUキトのイメージです。
当時のキトの監督は「エクアドルにはスターはいない」と公言して、全員攻撃全員守備の粘り強いサッカーを見せましたが、今回のエクアドル代表も1トップのEバレンシアだけ残して2ラインを引き、サイドに拠点を作ることを意識したサッカーをしていました。
目立っていた選手が左MFのモンテロ、左SBのアジョビ、右SBのパレデスだったあたり、エクアドルはサイドを使って、トップは最後の仕上げに専念するというスタイルは見えました。特にモンテロのスピードは面白い存在で、数的不利で相手はフランスという状況でエクアドルが攻める場面を何度か作りました。
結果は残念でしたが、エクアドルはこんなチームだというイメージは作れた戦いで、日本は今回のW杯で何かイメージを作れたかと思わず比較してしまいます。
今回注目したのはエクアドルです。2002年が初出場という新興勢力で、ホームのキトの標高2600mで相手が動けなくなるのを利用して予選を通過しています。南米予選が9チーム総当たりのホームアンドアウェイで4位までが通過なので、ホームで全勝に近い成績なら通過できます。
こういうチームは毎回ブラジルやアルゼンチンを苦しめているのだから、何か理由があるはずだというのがエクアドルに注目した理由です。このフランス戦はエクアドルは同時刻キックオフのスイスの結果待ちで、結論から言えばスイスが勝ちエクアドルは引き分けて決勝トーナメントには出られませんでした。
それでも、私が見た後半はエクアドルはAバレンシアが退場して10人でしたが、エクアドルサッカーの長所は見ることができました。2008年のクラブW杯で当時世界最強のマンUを苦しめたエクアドルのLDUキトのイメージです。
当時のキトの監督は「エクアドルにはスターはいない」と公言して、全員攻撃全員守備の粘り強いサッカーを見せましたが、今回のエクアドル代表も1トップのEバレンシアだけ残して2ラインを引き、サイドに拠点を作ることを意識したサッカーをしていました。
目立っていた選手が左MFのモンテロ、左SBのアジョビ、右SBのパレデスだったあたり、エクアドルはサイドを使って、トップは最後の仕上げに専念するというスタイルは見えました。特にモンテロのスピードは面白い存在で、数的不利で相手はフランスという状況でエクアドルが攻める場面を何度か作りました。
結果は残念でしたが、エクアドルはこんなチームだというイメージは作れた戦いで、日本は今回のW杯で何かイメージを作れたかと思わず比較してしまいます。