昨日の新潟戦、生観戦恒例のマニアック分析をつけます。新潟の5-4-1、もちろん守ってカウンター狙いというのはすぐにわかりましたが、どういう形でカウンターを完結するかはチームによって違います。浦和と対戦するチームの多くがこの手ですが、新潟は山崎、田中達也、平松の3枚のスピードで攻撃を完結させるようだと、見て取れました。
この手は見たことがあります。今年のドイツブンデスリーガの首位攻防戦、ドルトムント対バイエルンです。ドルトムントはバイエルンが誇るウイングのロッベンのスピードを抑えるために、急造5バックを試しました。バイエルンの4-1-4-1の前5人に対して数的同数を保ち、攻撃はオバメヤン、ロイス、ムヒタリアンの3人で完了するというゲームプランです。
そういうプランが可能になったのは、ドルトムントがオバメヤンのスピードに自信があるからですが、新潟も山崎のスピードと個人技は相当のレベルでした。この日は浦和のボールの失い方が悪く、セカンドボールの「回収」の阿部勇樹、遠藤らにも時としてミスがあったので、田中達也や山崎がドリブルで独走を試みるシーンは何度か見られました。
私は、攻撃がシュートで終わったときに、ノートにメモを取っていますが、後半の頭10数分は新潟の攻撃がメモの多くを占めるほどでした。浦和が5-4-1の相手に勝つためには、セカンドボールをうまく回収して相手を「守り疲れ」させることが必要ですが、この日は新潟に攻撃を完結されたので、負けの可能性すらあったほどです。
もちろん、興梠が外したPKについては、もったいなかったです。興梠自身に少し迷いがあって、真ん中に蹴ってしまったようですが、真ん中に蹴るならば上を狙わないといけません。GK守田の残した足にボールが当たってノーゴールになりましたが、決して相手が真ん中に蹴ることを読んでいたわけではないので、少しでもボールを浮かせていればと悔いが残ります。
また、練習で「KLM」トリオの連携がうまく行っていなかったという報道もあります。それは武藤が早い時間で交代した事実にも現れています。武藤は相手の守備のバランスが崩れたところに侵入するのが売り物なので、こういう引いて守る相手にはどうだったかと、ミシャの起用も残念に思います。
この手は見たことがあります。今年のドイツブンデスリーガの首位攻防戦、ドルトムント対バイエルンです。ドルトムントはバイエルンが誇るウイングのロッベンのスピードを抑えるために、急造5バックを試しました。バイエルンの4-1-4-1の前5人に対して数的同数を保ち、攻撃はオバメヤン、ロイス、ムヒタリアンの3人で完了するというゲームプランです。
そういうプランが可能になったのは、ドルトムントがオバメヤンのスピードに自信があるからですが、新潟も山崎のスピードと個人技は相当のレベルでした。この日は浦和のボールの失い方が悪く、セカンドボールの「回収」の阿部勇樹、遠藤らにも時としてミスがあったので、田中達也や山崎がドリブルで独走を試みるシーンは何度か見られました。
私は、攻撃がシュートで終わったときに、ノートにメモを取っていますが、後半の頭10数分は新潟の攻撃がメモの多くを占めるほどでした。浦和が5-4-1の相手に勝つためには、セカンドボールをうまく回収して相手を「守り疲れ」させることが必要ですが、この日は新潟に攻撃を完結されたので、負けの可能性すらあったほどです。
もちろん、興梠が外したPKについては、もったいなかったです。興梠自身に少し迷いがあって、真ん中に蹴ってしまったようですが、真ん中に蹴るならば上を狙わないといけません。GK守田の残した足にボールが当たってノーゴールになりましたが、決して相手が真ん中に蹴ることを読んでいたわけではないので、少しでもボールを浮かせていればと悔いが残ります。
また、練習で「KLM」トリオの連携がうまく行っていなかったという報道もあります。それは武藤が早い時間で交代した事実にも現れています。武藤は相手の守備のバランスが崩れたところに侵入するのが売り物なので、こういう引いて守る相手にはどうだったかと、ミシャの起用も残念に思います。