北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

頼もしい限り、なお話

2005-11-27 23:51:21 | Weblog
 今日はおやじの会の「女子バレーボール交流戦」である。運動らしい運動をするのは本当に久しぶりだ。
 ストレス解消には無心に身体を動かすのが大事だと感じましたよ。
 
 今日は
■たのもしい限り の1本です。

【頼もしい限り】
 今日は午後から二時間、おやじの会での女子バレーボール交流戦である。

 琴似中学校の女子バレーボール部は札幌地区予選を勝ち抜いて全道大会まで駒を進めたなかなかの強豪なのである。

 今日はおやじの会からは奥様、子供さんなども合わせて18名が集まってくれた。バレーボールならという事で参加してくれた、私も初めてお会いするお父さんもいて、嬉しかった。

 おやじチームはA、Bの2チームを編成。子供たちのほうは3年生で1チームを作り、後を引き継ぐ1,2年生合同のレギュラーチーム、それに1年生の補欠チームを編成してなんとなく総当たり戦を行った。

 おやじAチームはかつてはだいぶならした人たちが集まって、豪華メンバー。Bチームのほうは楽しむタイプのチーム編成だ。

 女子バレーは男子と違って繋いでくるので、結構ラリーが長続きして精神力が問われるシーンが多いのだ。おやじたちも「昔取った杵柄」とばかりに、格好良く見せようなどと思うと、逆にミスを連発して点数を相手に与えてしまう。

 3年生ともなると結構体格の良い選手もいて、どんどんスパイクを打ち込んでくるあたりは頼もしい限りだ。

 現役レギュラーチームは3年生との交流戦でジュースの末にセットを取って大喜び。これまた頼もしい。

 1年生の補欠チームは、6人集まってもまだフォーメーションなどの動き方も分からないくらいだが、初めて試合らしいことができてこれもまた嬉しそうだった。

 おやじたちはと言えば、久しぶりの運動で汗を流し、知らないおやじと友達になり、楽しそうな子供たちの姿を見てこれまた幸せ、というわけ。
 
 こういう地域の力が続くとまさに頼もしい社会になるのだが。

    *   *   *   * 

 掛川のそば研究会の後輩J1君からメールで、「今日のイベントで、総勢15人のスタッフの協力を得て201食を提供する事が出来ました」と喜びと誇りに満ちたメールが届いた。

 私がいれば上手に指導してもらえたのに、などという甘えを振り切って、自分たちしかいないのだからしっかりこのイベントを継続していこう、という強い意志を持ち続けてくれた事が改めて分かって、感動した。

 こういう経験の一つ一つが自分たちの人生の1ページを作って行くのである。恥や苦労や笑い話や感動に満ちた人生は生きるに値する。
 
 総括役を買って出たJ1君も感無量の様子だが大いに自慢していいよ、良くやったな。やればできることをこうやって形にしてゆけるのは実に頼もしい限りだ。

    *   *   *   * 

 遅ればせながら、我が国の宇宙航空研究開発機構(宇宙機構)の探査機「はやぶさ」が3億キロメートルという気の遠くなるような遠くの小惑星イトカワから岩石採取に成功という朗報に歓喜。

 3億キロメートルというのは、地球から太陽までの距離の約2倍の距離である。地球からの指示の電波が向こうに届くまでに約16分かかるという状況では、最後に着地して弾丸を撃ち込んでそれで舞い上がった岩石を採取するというのは自動ロボットの果たす役割である。

 いつもテレビでロボコンを見て、こういう自動制御の力が蓄積して次の時代を作るのだろうなと思っていたが、まさに探査機「はやぶさ」の成功はロボット技術の粋だろう。

 日本の宇宙技術はここのところ失敗が続いてややしょぼくれた感じであったが、まだまだ日本の技術力が世界に貢献出来る姿を見せてもらって、頼もしく感じたのである。あとは無事に地球に帰ってくるようにひたすら祈るだけである。

 今日はそんなわけで頼もしい話題が三つだった。

 奢らず高ぶらず、背筋を伸ばして頼もしく生きて行こう。  
コメント
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