北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

アウトドアで道具について考える

2006-07-17 23:13:05 | Weblog
 今日も昨日と同様に日中に雷を伴った通り雨が降りました。

 本州では大雨のようですし、道内でも道東で洪水警報が出されるほどの集中豪雨がありました。最近の天気は暴れ方が激しくなっています。

【アウトドアの流行】
 来月中旬にキャンプへ行くための予約を入れました。行くのは今年も天塩中川町のナポートパークオートキャンプ場です。どうせ行くなら連泊で、というわけで、今年も3泊4日を同じ場所で過ごす予定です。

 今年は出来れば旅の行程の中で天売・焼尻の離島にも行ってみたいと思っています。北海道にいながら案外こういう特別な場所に行った事がないという人も多いもの。

 できるだけ機会を捉えて、自分の故郷を見つめてみたいものです。

 今年は知人の夫婦と二組で行こうと誘い合っているところで、友人と行くアウトドアもまた良いものです。ナポートパークは、キャンプ場の隣に温泉ホテルがあるので、清潔なキャンプが楽しめますし、あまりキャンプには縁のないという人でも心強い施設が揃っています。

 おまけに今年はオートリゾートネットワーク協会の取り組みとして、「手ぶらパック企画」が進められています。「手ぶらパック」とは、自分の道具を持たなくても現地でテントやタープ、シュラフにマット、おまけにテーブルと椅子といった大物の道具をキャンプ場で格安で借りられるというものです。

 ここナポートパークでは、これら一式を破格の3千円で貸し出してくれるというのですから、アウトドアを本格的にやろうかどうしようか迷っている人にはお勧めの入門体験となるでしょう。

 このパックを使えば、家族での旅の一日が晴れていれば旅先で一夜の宿をテントに求めるのも良いかも知れません。とにかく一度アウトドアの雰囲気に触れてみる事が第一歩なのですから、いろいろな機会を作る事が大事なのですね。

 夏はやっぱりアウトドアです。

    *   *   *   * 

 そんなわけで午後に、市内でも有数の大きさを誇る郊外日用品店にでかけてみました。いろいろな家庭用の品々を買い求めた後で、アウトドアコーナーを見て回ることにしました。

 アウトドアはやはり道具がなければ始まらないレジャーなのですが、道具をいろいろと品定めするだけでも結構楽しめるものです。

 道具を見ているだけでも、各メーカーが競って新しい便利を道具という形にしてプレゼンテーションしていることに気付きます。

 昨年あたりから目につきだしたのが、アウトドアでのシステムキッチンです。今まではガスバーナーを載せる専用の台は売られていたのですが、今の流行はガスバーナーと調理台と調理道具を置くところが一体化させたもののようです。

 良くできたものは、これらのセットにランタンをつるすポールまでつくようになっているという念の入れよう。
 
 テーブルも、真ん中に炭火のグリルがおけるようになっているものがいくつも売られていて、こういうのを見るとやはり欲しくなってしまいます。既に持っているというのにそれでも欲しくさせる製品を作るというのですから、アイディア競争はとどまるところを知りません。

 アウトドアでは車に積めるスペースに限りがある事から、いかに少ない体積で多くの便利を持ち運べるかということが工夫のしどころであり、そこにまた面白いアイディアをこめた新製品を生み出す余地があるということです。

 私が愛用するコールマン社製のツーバーナーは、もう20年以上も前のものですが、いまだに良好な使い勝手です。こうした道具に愛着を持って長く使うということも結構な事ですが、どんどんとアイディアを形にした新製品が登場してくるのを見るのもまた楽しいものです。

 道具は使うという行為とセットになって初めて機能が果たされるものです。使い方は自分自身に蓄積されるもので、上手に使うのは何度も繰り返す経験が必要になります。

 持ち主と道具の間に、「よくぞここまで耐えてくれたねえ」「よくぞここまで使ってくれましたねえ」という関係が作れればお互いに幸せな事でしょう。

 良い道具とは、早くに巡り会って、いつまでも良い友でいたいものです。

 アウトドアは、道具とはなにかを考えさせてくれるレジャーなのですよ。皆さんは道具を大事にしていますか?
コメント
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