北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

年越し蕎麦はプロに

2008-12-28 23:45:51 | Weblog
 大掃除の合間を縫って、いつもゆく蕎麦屋の「一心」さんへ、うちの奥さんとお昼を食べに行きました。

 温かいかき揚げ蕎麦と冷たいかきあげ蒸籠を頼んで美味しい蕎麦を堪能しました。

 こちらでは美味しい蕎麦を食べるのともう一つ、蕎麦粉を売ってもらえないかとお願いに上がったのですが、「子供たちへの手打ち蕎麦教室があって蕎麦粉がぎりぎりなんですが・・・こままささんじゃ仕方がありませんね」と苦笑いをしながら蕎麦粉1kgを売っていただきました。

 ありがとぅー!これで年越し蕎麦が打てます。

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「ところで最近の景気はどうですか?」と私。すると「はい、10月頃からお客さんが少し少なくなってきましたね」と景気の波をもろに感じているよう。

「年越し蕎麦の注文も受けているようですが、そちらはいかがですか」
「こちらも昨年の6割くらいと少なくなっていて、ぎりぎりまで読めませんね」

「年越し蕎麦も減っているとは・・・」
「注文に来てくださるお客さんは同じなんですが、食数を減らしてこられる方がいらっしゃいますね。4人のところを3人前にするとかですね」

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 外食のお店は景気の波を一番感じやすい職種です。一食に掛けるお金を節約しようと思うと外食をコンビニでのおにぎりに変えれば良いのですから。

「最近は趣味で蕎麦を打つお店が出てきて、そちらは安く売られるので店を構えている身としては困ります」と苦笑いのご主人。

 そうか、趣味で打つ分にはよいけれど、それが安い商売になってしまうと本職の技も影響を被るというわけですか。素人の手打ちも趣味の領域にとどめて満足しているのが無難なのかもしれません。

 こちらでは地域の子供たちを対象に、手打ち蕎麦教室も開いて地域にとけ込む努力を重ねています。「冬休みの課題にぴったりみたいで、親御さんがビデオやカメラを持って付き添ってこられますよ」とも。うーん、なるほど。

 年越し蕎麦はご近所のプロに注文をいたしましょう。 
 
コメント (2)
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