札幌の今日の最高気温は30℃。まだまだ暑い日が続きます。
明日の11日はもう帰釧するのですが、札幌での夏休み最後の一日は映画三昧。ディズニー・ピクサーの「トイ・ストーリー3」を観てきました。
日本ではアメリカに一年遅れた1996年に公開された映画ですが、フルCDアニメで動作や表情豊かなおもちゃたちの物語は大ヒットで、公開の年で一番稼いだ映画となりました。
第一作の公開から15年が経過した今回は、おもちゃたちの持ち主である少年アンディも大学生となり、子供時に夢中になったおもちゃともお別れの時期になったという設定。
大学進学のために寄宿舎に入るアンディがおもちゃを屋根裏にしまうのか、寮へ持ってゆくのか、それともヤードセールで売りに出すのか、いずれにしてもおもちゃたちの運命が大きく変わります。
そんなときに、片づけ時の手違いから保育園に寄付されてしまったおもちゃたちを迎える運命は過酷なもの。
幾多の困難な場面に出くわしながら決してあきらめないカウボーイ人形の主人公ウッディとそれに協力して助けるおもちゃキャラたちの活躍は手に汗を握ります。
そしてアンディとの関係の最後は…。最後には涙を誘うサービス精神豊かでなんとも上手なストーリー展開と映像の見事さに、お金を払う価値のあるソフトだと心底感心しました。
そしてこの映画が感動を呼ぶ要素が、この物語が一人の特殊なヒーローの活躍なのではなく、それぞれが得意技を持ったおもちゃたちがそれを持ち寄って困難を切り抜けてゆく協力の姿なのだと分かりました。
それらは古くは1954年公開の映画「七人の侍」であったり、1966年の「レインボー戦隊ロビン」や同年の「サイボーグ009」に始まって、後には野球やサッカーなどのチームバトルものへと展開してゆきます。
決して主人公になれなくても自分の個性を生かして犠牲をいとわず周りを助けることに心底生きる価値があるという前向きな考えは、観た後がさわやかで心地よいものです。今日の「トイ・ストーリー3」も本当に良い作品です。
日本語吹き替えも上手でしたが、感心したのは画面内でどうしても登場する文字表記まで日本語に調整されていたこと。外国での公開にもしっかり耐えられるグローバル対応は見事でした。
映画館は親に連れられて子供たちがたくさん来ていましたが、みな真剣に見入っていて、子供のハートもがっちりとつかんだようです。
作品づくりに手を抜かない、という職人魂の凄みが見えました。本当に良い映画です。この夏お勧めの映画に間違いありません。
【トイ・ストーリー3】 声優を担当した唐沢寿明さんと所ジョージさんの対談が見物
http://www.disney.co.jp/toystory/
【ムービー・ニュース】 『トイ・ストーリー3』が全世界興収800億超えでピクサー歴代興収1位に!『ニモ』超えた!
http://movies.jp.msn.com/news/article.aspx?articleid=367429
明日の11日はもう帰釧するのですが、札幌での夏休み最後の一日は映画三昧。ディズニー・ピクサーの「トイ・ストーリー3」を観てきました。
日本ではアメリカに一年遅れた1996年に公開された映画ですが、フルCDアニメで動作や表情豊かなおもちゃたちの物語は大ヒットで、公開の年で一番稼いだ映画となりました。
第一作の公開から15年が経過した今回は、おもちゃたちの持ち主である少年アンディも大学生となり、子供時に夢中になったおもちゃともお別れの時期になったという設定。
大学進学のために寄宿舎に入るアンディがおもちゃを屋根裏にしまうのか、寮へ持ってゆくのか、それともヤードセールで売りに出すのか、いずれにしてもおもちゃたちの運命が大きく変わります。
そんなときに、片づけ時の手違いから保育園に寄付されてしまったおもちゃたちを迎える運命は過酷なもの。
幾多の困難な場面に出くわしながら決してあきらめないカウボーイ人形の主人公ウッディとそれに協力して助けるおもちゃキャラたちの活躍は手に汗を握ります。
そしてアンディとの関係の最後は…。最後には涙を誘うサービス精神豊かでなんとも上手なストーリー展開と映像の見事さに、お金を払う価値のあるソフトだと心底感心しました。
そしてこの映画が感動を呼ぶ要素が、この物語が一人の特殊なヒーローの活躍なのではなく、それぞれが得意技を持ったおもちゃたちがそれを持ち寄って困難を切り抜けてゆく協力の姿なのだと分かりました。
それらは古くは1954年公開の映画「七人の侍」であったり、1966年の「レインボー戦隊ロビン」や同年の「サイボーグ009」に始まって、後には野球やサッカーなどのチームバトルものへと展開してゆきます。
決して主人公になれなくても自分の個性を生かして犠牲をいとわず周りを助けることに心底生きる価値があるという前向きな考えは、観た後がさわやかで心地よいものです。今日の「トイ・ストーリー3」も本当に良い作品です。
日本語吹き替えも上手でしたが、感心したのは画面内でどうしても登場する文字表記まで日本語に調整されていたこと。外国での公開にもしっかり耐えられるグローバル対応は見事でした。
映画館は親に連れられて子供たちがたくさん来ていましたが、みな真剣に見入っていて、子供のハートもがっちりとつかんだようです。
作品づくりに手を抜かない、という職人魂の凄みが見えました。本当に良い映画です。この夏お勧めの映画に間違いありません。
【トイ・ストーリー3】 声優を担当した唐沢寿明さんと所ジョージさんの対談が見物
http://www.disney.co.jp/toystory/
【ムービー・ニュース】 『トイ・ストーリー3』が全世界興収800億超えでピクサー歴代興収1位に!『ニモ』超えた!
http://movies.jp.msn.com/news/article.aspx?articleid=367429