様々な識者のオピニオンが提示される"BLOGOS"というサイトがありますが、ここに、「日本はスマホの後進国で、このままではまずい」と日本のスマホの現状に警鐘を鳴らす文章が掲載されていました。
【BLOGOS】「Google様はいいました『日本はスマホの超後進国』。このままでは世界に取り残されると思う政治家に読んで欲しい
この記事の趣旨は、
①日本のスマホ普及率は25%と、諸外国に比べて著しく低い
②それはガラパゴス携帯と呼ばれる、世界には通じないけれど日本社会に特化したすぐれた携帯電話があってそのユーザーが多いためだ
③このことは、(スマホを持っている)情報収集力が高い層と、(スマホを持っていない)低い層が分離していると言うことだ
④ガラケーでもいいじゃん、というのは、そうした情報収集力が低くてもかまわないんだという低い意識レベルで、本人はいいかもしれないが国としては困る
⑤ガラケーでも情報にアクセスできる人はいいが、買い換えるお金がないために替えられない人がいるのと、またスマホの通信料も他国に比べて高い
⑥日本でスマホのシェアが広がるためには、
1.電波法による技術適合認可制度が邪魔
2.プリペイド式のSIMを販売させる
3.従量制課金制度をつくるべし
…というあたり。
読んでいてなんだか違和感の多い、「違うなあ」という印象がしました。
実はまだ私も、持ち歩いているのはガラケーです。しかも三菱製という、もう生産中止になってしまった機器。
でも小さくて持ち運びに便利だし、電話とメールはあたりまえとして、ワンセグに簡便表示のフェイスブックやブログにもアクセス可能だし、たまに道に迷ったら地図アプリでGPS機能を使って分からないお店への道筋検索も可能。
月の支払いは8千円ほどなので、もしかしたらスマホよりも高いくらいかも知れませんが、まあこんなものかと割り切っているところです。
◆ ◆ ◆
この記事の著者からは、それでは情報収集力が低い、と言われそうですが、普段の情報収集は家に帰ってから大きな画面のパソコンでやっています。
そして私は、ブログやSNSで情報発信のために文章を書く時間が長いので、スマホの(もちろんガラケーでも)貧弱な文字入力機能ではちょっと我慢ができず、やはり大きなキーボードが必要です。
また職場でスマホをいじっているわけにも行かないし、家ではパソコンで作業ができるので、スマホを使う時間といえばせいぜい通勤時間と外に出歩いている時くらいなもので、そんな時間までも見続けようという気持ちもそれほどありません。
そんなわけで、スマホを使う理由が余り見つからない、と言うことが大きいのですが、私がスマホに移行しない一番の理由は、買いたくなるような魅力のあるスマホがまだない、ということ。
今のスマホは持ち運ぶのにでかいし、電池を食うので情報収集を熱心にやればたちまち充電の必要が出てきそうだし、アウトドア派としてはカメラはやはり防水機能がなくてはならず、それらが今出ている機種で満足できるのか、というとまだ発展途上と言わざるを得ません。
記事の中では、スマホが良いと思っている人は既に何台も買い換えているとのことで、それほど買い替えるのかという、旺盛なバージョンアップについて行く姿は驚きです。
もちろん、周りにはスマホに替えている人もたくさんいますが、私のライフスタイルにはまだ合わないなあ、という印象なのです。
スマホを買った皆さん、記事の内容への賛否とともに、やっぱりガラケーじゃだめでスマホにした方が良いのでしょうか?
その魅力を教えてー。