北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

スキーリゾートで働く外国人たち

2021-02-19 23:35:10 | Weblog

 

 倶知安からニセコ方面へ営業と挨拶回りをしてきました。

 小さな町で当社の製品を扱ってくれている荒物屋さんなどを訪ねて営業と挨拶をするのです。

 世間話をしていると、ここ数日の雪で倶知安では岩見沢よりも積雪が多くなったけれど、マスコミの話題は岩見沢のことばかり注目しているようだ、と少し恨み節が(笑)。

 もっとも、いくら雪が降っても残念ながらスキーのための観光客がいるわけではないので、例年になく閑古鳥のなくニセコ地域でした。

 ただ悪い話ばかりではない、とも。

「良いことなんてあるんですか?」
「はい、コロナのために日本を出そびれてしまった外国人の人たちがいます。彼らの多くはホテルなどの観光業で働いていた人たちなんですが、観光が全くさえない昨今、ホテルでの収入も減ってしまっていました。おまけに、コロナのために農家を支えていたベトナムなどからも外国人研修生たちが日本に入ってこられなくなりました。」

「なるほど」
「そこで日本を出国できなかった外国人の人たちが、農作業を手伝うようになって、一定の収入を得られるようになり同時に農家さんも助かっている、ということのようですよ」

 確かに「悪い話」ではありませんが、「悪くない話」でもなさそうな微妙な感じ。

 コロナですっかりやられてしまっている観光業ですが、今の株高は数カ月先の経済予想を受けてのもので、コロナさえ収まれば業績は一気に盛り返す、とも言われます。

 未来のことはよくわかりませんが、まずはようやく始まったコロナウィルスのワクチン接種がその効果を発揮して、コロナ禍が一日も早く鎮静化することを期待したいものです。

 日の出前が一番暗いと思って頑張りましょう。
 

コメント
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