3ヶ月に一度の歯科検診。
インプラントを行っている私としては定期的な検診で歯の健康を管理してゆかなければいけない体になりました。
検診の初めには手順として欠かさず歯磨きチェックが行われます。
『歯のどこが汚れているかをチェックして常に汚れを残さない歯磨きができるように』との配慮ですが、歯医者の受診経験の豊富な私は歯のどこが汚れやすいかが分かるようになっています。
汚れのチェックには歯垢の染め出し液を使いますが、受診前の歯磨きで汚れやすいところを入念にブラッシングしていたので汚れがほとんど見られません。
歯科衛生士さんも「わあ、今日は満点です」と喜んでくれて久しぶりの『満点合格』をいただきました。
やはりポイントは染め出し液です。
「染め出し液の使い方には二通りあります」と歯科衛生士さん。
「一つは先にブラッシングをしてみて、その後に染め出してみるやり方。これだと、自分の磨き方では歯のどこに汚れが残りやすいかの傾向が分かるので、普段はそこを入念にブラッシングできるように気を付けます」
「はい」
「そしてもう一つの使い方としては、先に染め出して、汚れているところを全部きれいにするというやり方。これだとそのときは完ぺきにきれいにできます。ただ毎回歯を赤くするというのは面倒くさくなるので、月に一度くらい意識づけをする意味で染め出してみるのが良いでしょう」
「そしてもう一つの使い方としては、先に染め出して、汚れているところを全部きれいにするというやり方。これだとそのときは完ぺきにきれいにできます。ただ毎回歯を赤くするというのは面倒くさくなるので、月に一度くらい意識づけをする意味で染め出してみるのが良いでしょう」
つまり普段の歯磨きに足りないものは、ズバリ「見える化」ということ。
どこに汚れが潜んでいるかが分かれば、あとはその汚れを落とせばよいのだから楽なものです。
見えるか見えないか、その違いは大きいのです。
◆
ワカサギ釣りをはじめ釣りで魚群探知機を使うのも全くこれと同じこと。
上からは見えない水の中で、水深や魚の群れの様子が分かるのが魚群探知機で、これによって「見える化」すれば求める成果=釣果は上がって当然です。
釣りの最中に群れの姿が映る魚探の画面を見ているだけでもテンションが上がるのは、分からないことが分かると楽しいという本能的なものではないでしょうか。
歯医者さんとワカサギ釣りにこんな共通点があるとはね。
日々を楽しく暮らしましょう。