北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

あけてくだちゃい事件

2010-08-30 23:47:48 | Weblog
 もう19年も前のこと。

 水戸に住んでいたときの夏に、福島県の桧枝岐(ひのえまた)村という北関東でも秘境と言われるようなところにある、キリンテオートキャンプ場というところへ家族でキャンプに行きました。

 桧枝岐村はちょうど群馬県の尾瀬沼を挟んだ北側にある村で、尾瀬というと群馬県というイメージがありますが、実は福島側からも行けるのです。



                   【桧枝岐村はこちら】


 当時は世にオートキャンプ場が流行し始めたころで、私も三菱デリカ4WDというワンボックスカーを買ってあちこちキャンプへ行き始めていました。

 キリンテキャンプ場へは、当時一緒に仕事をしていた仲間や友人と一緒に行ったのですが、テントを張るときにちょろちょろされると困る当時二歳の次女は車の中に入れて寝かしつけていました。

 ところがテントを張る作業をしていると、車の中から次女が「あけてくだちゃーい! あけてくだちゃーい!」と叫んでいるのが聞こえました。

 炎天下の夏でしたので、「しまった!暑くて苦しいのか!熱射病にでもなったか!」と慌てて、車へ駆けつけて叫んでいる次女を助けようと車のサイドドアを開けました。

 すると車の中の次女は、袋入りの飴を見せて「あけてくだちゃーい!」と叫んでいるのでした。

 開けて欲しかったのは車のドアではなくて、車の中にあった飴の袋だったというわけで、そこにいた一同大爆笑。

 そのときの様子がホームビデオに残されていて、いまでもそれを見ると家族中大爆笑。我が家で「あけてくだちゃい事件」と呼ばれている出来事です。


    ※     ※     ※     ※     ※


 そんな次女の今日は21歳の誕生日。

 東京にいる娘におめでとうのメールを送ると「今日生んでくれてありがとう」というメールが返ってきました。

 家族がみんな一緒にいる時間なんて本当に短いものです。折角買ったホームビデオで、どれだけの記録が取れたというのでしょう。

 皆さんは今年の夏に家族と良い思い出ができましたか。
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2 コメント

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Unknown (つー)
2010-08-31 09:29:20
管理人さんの名字は、ウチの奥さんの旧姓だし、名前の方は次男と同じだし、それで今度は次女さんのお誕生日も次男と同じ・・。
益々、ただならぬご縁を感じます。
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ご縁がありますか (管理人)
2010-08-31 20:26:07
 おやおや、前世でご縁があったのかもしれませんね。どうぞよろしくお願いします。
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