北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

冬の自然探索~スノーシューは楽し

2012-01-29 23:29:16 | Weblog
 阿寒湖畔のホテルで一泊して、今日は湖畔周辺でのアクティビティに挑戦です。

 まずはNPO法人阿寒観光協会を訪ねて、有料でのガイドをしているかどうかを訊ねました。

 しかし残念ながら、「今日は全員が金山湖へ行って雪崩講習会を受けているんです」とのこと。こちらのガイドさんに案内していただくのは次回のお楽しみといたしましょう。

 でもこちらで、「もしかしたら環境省さんのエコミュージアムだったらボランティアガイドさんがいるかもしれません」との情報を得て、その足でエコミュージアムへと向かいました。


    ※     ※     ※     ※     ※


   【エコミュージアムも雪に埋もれています】


 エコミュージアムでは若い担当の方がいて、この季節の見物などを教えてもらいました。


 火山の熱で地面から水蒸気が湧き出ている「ボッケ」まで行こうと思って相談をすると、「ボッケくらいまでだったら長靴でも行けますよ」とのこと。

 でもスノーシューも楽しそうだったので、二時間300円というレンタル料金でスノーシューを借りました。


   【スノーシューをレンタルで】


 今までもやってみようと思ってなかなか果たせずにいた雪の中の散策ですが、実際にやってみると心地よい運動です。

 林の中を踏み固められた道に沿って歩きます。ボッケではこんなに寒くなっても地下からの熱で水蒸気がぼこぼこと湧き上がっています。

 暖かさを求めたのか、エゾシカの親子がボッケの近くまで降りていました。また、寒さで木の幹が割れる凍裂が見られたりして、なかなか趣がありました。


   【エゾシカの親子がボッケに】



   【気温が低くて木が割れる凍烈とはすごい】


 雪の上に落ちている木の実さえ芸術のようです。


   【何の実かな?】


    ※     ※     ※     ※     ※


 踏み固めた道路ではない雪原を歩いてみるとスノーシューは効果抜群。深いところを歩いてみても沈みません。嬉しくてどこまでも歩いてしまいます。




 道なき道を歩きすぎて、道路へ出るときは柵を越えないといけなくなりましたがこれもご愛嬌です。


   【よいしょ!】


 北海道に住んでいても、冬の山道を歩く機会なんてあまりないのではないでしょうか。
 
 自然を見る眼力が養われると、糞や尿の跡でエゾモモンガやエゾリスが住んでいる場所もわかるのだとか。

 ガイドさんがいたらもっといろいろなことに気が付いて楽しかったことでしょう。

 北海道の自然は冬も魅力がありますが、それを味わうようなスキルやゆとりが欲しいところですね。
 
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