下はキナバル山頂上手前「ロバの耳」という名前の奇岩です。

標題の本(近藤誠・著 2012/12)の副題は
「医療と 薬を 遠ざけて、 元気に、 長生きする方法」
近藤医師の本はかなり読んだし、ブログで紹介もしてきました。
今さら…という気もして、今まで読まなかったのですが、
やはり、「たくさんの人に分り易く伝えたい」という意図がよくわかり、
「たくさんの人が、読んでおくべき!」と思いました。

著者のスタンスを本文から紹介しましょう。
P.94 僕は30年間、「どうしたら、がん患者さんが最も苦しまず、最も長生きできるか」
という観点から、無理や矛盾のない診療方針を考え抜きました。
そして「がん放置療法」に到達しました。「がんもどき」なら転移の心配はなく、
「本物のがん」なら治療をしてもしなくても死亡率に差がなく、延命期間も同じ。
ならば、そのがんによる痛みや機能障害が出たときに初めて、
痛み止めや放射線治療、場合によっては外科手術をすればいい。
「これは世界で最も新しい治療法であり、
考え方であるとともに、最善の対処法である」と確信しています。
赤字で示したように、「世界で最も新しい」ということは、
世界的には未だ認知されておらず、
近藤医師独自の研究の結果であり、信念であるということです。
こういうことを納得した上で、私は個人的に、「がん放置療法」を支持します。
医者にかかる際の心得を心に刻みました。


標題の本(近藤誠・著 2012/12)の副題は
「医療と 薬を 遠ざけて、 元気に、 長生きする方法」
近藤医師の本はかなり読んだし、ブログで紹介もしてきました。
今さら…という気もして、今まで読まなかったのですが、
やはり、「たくさんの人に分り易く伝えたい」という意図がよくわかり、
「たくさんの人が、読んでおくべき!」と思いました。

著者のスタンスを本文から紹介しましょう。
P.94 僕は30年間、「どうしたら、がん患者さんが最も苦しまず、最も長生きできるか」
という観点から、無理や矛盾のない診療方針を考え抜きました。
そして「がん放置療法」に到達しました。「がんもどき」なら転移の心配はなく、
「本物のがん」なら治療をしてもしなくても死亡率に差がなく、延命期間も同じ。
ならば、そのがんによる痛みや機能障害が出たときに初めて、
痛み止めや放射線治療、場合によっては外科手術をすればいい。
「これは世界で最も新しい治療法であり、
考え方であるとともに、最善の対処法である」と確信しています。
赤字で示したように、「世界で最も新しい」ということは、
世界的には未だ認知されておらず、
近藤医師独自の研究の結果であり、信念であるということです。
こういうことを納得した上で、私は個人的に、「がん放置療法」を支持します。
医者にかかる際の心得を心に刻みました。
