自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

母を中心にしたミュージカル

2014-03-04 21:03:37 | 唄と踊り
キナバルの光景をご紹介しながら、別のTopicを一つ。


私の母(5月で90歳)は横浜市内の高齢者マンションに住んでいます。

激しい物忘れで<アタシは蚤の心臓よ!>という口癖を忘れ、

<本当は人前で歌ったり、踊ったり、何にでも挑戦してみたい>という
本音を出せるようになってきました。


幸い、マンションでは雛祭りとか敬老祭などの季節の行事があり、
住人なら誰でも、ステージに立つことができます。
母は一人では何も歌い通せませんが、誰かと一緒なら、結構歌えます。
例えば、私と夫がボイトレのレッスン中、傍で、切れ切れにですが、
一緒に歌ったりします。

昨日の雛祭りでは、我がミュージカル研究会有志メンバーの力を借り、

   「猫たちの四季」というショート・ミュージカルをやれました。

春、お馴染みの「さくらさくら」から始まり、

夏は フニクリ・フニクラの替え歌の「トマトの歌」

秋は 「小さい秋みつけた」

冬は 「雪の夜の思い出」

ふたたび春にもどって 「うるわし春」

母の声でナレーションを録音、この5曲の伴奏と繋ぎあわせてCDにし、
<歌と踊りのみ、生で発表>という、いつものスタイルです。

テナーとベース各一人、ソプラノ四人+バレリーナ一人という構成で、

バランスは悪いのですが、生で美しい曲の雰囲気は出せました。

バレエのHIROKOさんが舞台を大きく使って盛り上げてくれ、

母の手をとって演技を引き出してくれるなど、

ちゃんとしたミュージカルになっていたと思います。


こういうことを嫌がらずに挑戦できる母のことを嬉しく思うと同時に、

つたない演技の母を盛り立てて協力してくれたミュー研メンバーに
大感謝です。

素晴らしい仲間を持つ幸せを実感した一日でした。






山では絶対権限を持つ夫ですが、歌ではリズム・キープに悪戦苦闘。
滑舌やリズム練習は大嫌いなのに、忍耐の挑戦を続けてくれています。
コメント
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