自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

「医者に殺されない 47の心得 ②

2014-03-27 05:44:35 | 推薦図書



P.63 病気の早期発見、予防、早期治療……。

   今、「予防医学」が大はやりです。

   痛みや苦しみがあって病院に来る人だけを診ていたら、
   人口減で患者さんが先細り。
   だから、健康に暮らしている人の中から病気を掘り起こして
   治療して、業界の繁栄を図ろうとしている。

   「“患者を呼ぼう”医学」です。

    医者不足が問題になっているのも、意味のない検診やがん検診、
   人間ドックに人手がとられて、本当に大事な救急医療などに医者が
   回らないという事情が大きいんです。

   医者の健康指導について、フィンランドの15年がかりの詳しい追跡
   調査の結論は、

   「きちんと定期健診を受け、病気や異常が見つかったら

   ライフスタイルを改善し、それでも検査値に問題があったら

   医者から薬をもらう」という非の打ち所のない努力は

   無意味もしくは危険だとわかりました。
 

   検査は会社の管理職で、40~55歳の「見た目は健康だが、
   心臓病になりやすい因子をもつ」約1200人をくじ引きで600人ずつに分け、
   厳格な管理がなされました。

P.65  5年の試験期間が終ると、あとは全員、自由に任せて10年後、
   皮肉な結果が。
   介入群の心臓死(心筋梗塞、心臓突然死)は放置群の倍以上も多く、
   自殺、事故、総死亡者数とも、すべて医者の指導に従った介入群のほうが
   多かったんです。

私(狛)の経験では、身近に「定期健診を受けないでいて、
<腎機能の悪化>に気付かず、早死にしてしまった親戚がいるので、
平常時の自分の数値を知っておくことは大事だと思います。







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