自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

小笠原先生、ひとりで家で死ねますか? ⑨

2014-03-24 17:56:58 | 推薦図書


昨日の記述で終ろうと思っていたのですが、以下の文章も絶対に必要と思い、
本分の通りに付け足します。

P.148 誤解のないようにあわてて付け加えますが、心臓停止後、

   心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)を施したおかげで

   九死に一生を得る人は少なくありません。


   私の患者さんにも、その治療のおかげで歩いて退院できた人が7人います。

   救急救命が適応になる人にとっては重要な医療です。


   大切なのは、そうすることが患者の人生に益になるか、そうでないかを見極め、

   その結果に沿った手立てを施すことなのです。



    高齢で終末期に入った人を家族の安心のためだけに入院させ、

   そこで逝かせることは、私に言わせれば

   刑務所死」させることにほかなりません

   身の安全がもっとも確保されるのは、ある意味、

   刑務所に収監されることなのですから。


(中略) P.149 家で死ぬということは、苦しみがなく、

   救急車を呼ぼうとは思わなかったということなので

   その死は「希望死」であり「納得死」です。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする