P.63 湿布の使い過ぎで寿命が縮む?
なぜなら、湿布の有効成分もエヌセイズと変わらないから。
おもな副作用は、腎機能障害。
危険度が高くなるのは、適正量以上使った場合です。
たくさん貼らなければ問題ありません。しかし年齢を重ねてくると
肩も腰も膝も全部が痛い、しびれると感じることが
少なくありません。
そこで、一日2枚までと言われていても、体中に貼りまくってしまう。
貼るとスースーして気持がいいということは、
湿布の成分が血中に浸透しているということです。
エヌセイズの有効成分も体に入っていき、血中濃度が上昇します。
これは投与するルートが違うだけで、
口から薬を飲んだときとなんら変わりません。
P.64 医者から湿布をもらうとき、胃薬もでることはありませんよね。
これは、経口薬より湿布のほうが血中濃度は低く、
胃への影響が小さいためですが、
体に貼るものだからといって、
経口薬のような胃への負担はないと考えるのは間違いなのです。