P.63 「もったいない」は、片づけのできない人、捨てられない人の口グセです。
「もったいない」という人の思考は
「持っていれば、いつか使うかもしれない。
今手放すのが惜しいから、とりあえずおいておきたい」
私はこの「先送り」「後回し」こそが、
最高に「もったいない行動だと思います。
「もったいない」という言葉はもともと、
「その価値が活かされていない」という意味です。
それがいつの間にか、
「もったいないから取っておく(活かさない)」という
逆の意味になってしまっているのです。
もったいないからといって、いつまでも持っていると、
新しいモノが入って来るスペースをゼロにして、
新しいモノやチャンス、運気を
取り入れることができない状態になってしまいます。
まぁね~~。確かに、10年くらい使っていないモノが食品庫に沢山ありますが、
私の場合、「突然閃いて、使っていなかったモノを活用すること」があるのです。
現に、このブログを書いている今も、
古いリュックサックをお腹側に付けて、立ったままPC入力をしています。
リュックの中には雄猫トニーがカンガルーの子どものように入っていて満足そう。
このスタイルを思いつく前は、トニーが寂しがってキーボードの上に乗り込み、
邪魔でしかたなく、はたき落としたり、ケージに閉じ込めたり、大変でした。
それが、今や私のトレーニングの助けになるほど、ウエイトにもなり、
寒い時期は湯たんぽのようにお腹を温めてくれるのです。
登山では絶対に使いそうにない、20リットルのレンガ色のリュック、
「もったいないから捨てないで取っておいて、良かった~~」の一品です。