ミヤマキンバイは高山なら比較的、何処の山でも見られる花です。
初めてこの名前に接したとき、「金蠅みたいで、嫌な名前!」と思ったものです。
バイカウツギ(梅花空木)、バイカオウレン(梅花黄蓮)など、
「深山金梅」と漢字で書いてくれれば、まだイメージし易く、綺麗なのに、
キンバイは止めて!と思うのは私だけでしょうか?
ネットで見ると、
高山の岩場や礫地に生える多年草。高山に咲く同じような色と形の花は多いが,
科や属はちがうものがほとんどで,ポイントに着目すれば多くの場合簡単に
見分けがつく。
ミヤマキンバイはバラ科のキジムシロ属の仲間で,3小葉の葉が特徴。
同じようなところに多いミヤマダイコンソウはダイコンソウ属の仲間で
根生葉は羽状複葉になるが,一見したところ円形の単葉に見える。
日常生活で高山植物の名前を考えることは殆どありますが、山を歩いていて
昔懐かしい植物に出逢ったときは、数分以内に思い出すものです。
同じように、日常生活で特定の筋肉を使ったとき、その名前と、動作ポイントが
浮かんできて、しっかり自分の脳と身体に刷り込まれるような気がしています。
ただの記憶ゲームじゃなくて、親しみをもって、心地よく動くことが良いみたい。