今日の本は去年の3月ですから、最近ですね。
著者は医学博士。ペンシルバニア大学医学部で培養皮膚を研究。
細胞補完や再生医療技術支援を行う株式会社セルバンクを設立。
著書の中に散見するコラムには<再生医療>に関する情報が多々。
例えば、
p.32 Q. 美容を目的にした肌の再生医療ってどんな治療なの?
A. 減った真皮の肌細胞を増やして、肌の老化現象を改善する治療です。
シワ、たるみ、ほうれい線の改善、また、肌のハリを維持したり、
クマを薄くするなどの肌質の改善につなげたリーーこれが
肌の再生医療でできることです。
そもそも肌の再生医療は、やけどなどで皮膚を損傷した人に対して、
その人自身の皮膚のクローン(培養皮膚)を作り、治療することを
目的に進歩してきました。現在は美容目的に活用され、肌の老化現象の
改善や老化スピードを遅らせる最新医療として高い関心を集めています。
具体的にはどのような治療が行われるのか?
顔の肌に比べて紫外線の影響が少ない耳の皮膚を採取。それを培養して、
肌老化の気になる部分(真皮)に移植します。
減ってしまった真皮の肌細胞を増やして、
本来肌が持つ力を取り戻すことができるのです。
具体的な問題は、
とても時間がかかる治療であり、(直接記述はありませんが)高額?
でも、この本は<そういった研究をしている医師が勧める健康法の紹介>で、
なんと、洗顔は水(またはぬるま湯)で、石鹸は不要で、(もちろん化粧水も!)
保湿のためにワセリンを微量塗布のみ。
私は数年前にテレビのガッテンで、石鹸泡洗顔を見てから、北里大学病院で指導を受け、
「ノーメイク、泡洗顔、紫外線除けのマスク」生活を続けています。
が、この本を読んで、「え~っ、石鹼洗顔も要らないの~~??」と驚き(=喜び)
早速試していますが、調子は良いです。
ワセリンは耳かきで取り、米粒大を両手に擦り込んで、顔には「そっと載せるだけ」
時代は「コロナのお陰」で巨大マスクが市民権を得ていますから、日焼け止めも不要。
心配なのは、そのマスクが皮膚に触れる部分の摩擦でシミが出来そう?
でも、とにかく日々の生活が楽なので私は続けるつもりです。