知り合いの美魔女さんが推薦してくれた本です。
著者は世界的に著名な自然療法士でオステオパシスト。
ドイツの代替医療専門医の資格があるそうです。
研究者として実験・臨床研究の裏付けもあるそうな。
コンセプトは、
p.3 ①食品を消化スピードにより「ファスト」「ニュートラル」
「スロー」の3パターンに分類した。
②スローとファストの食品を同時に食べないことで、
食品が腸内にとどまる時間を最短にして、
消化管の中に汚れを留め置かない。
p.125 「アダムスキー式腸活法」の肝は、
「消化の速い食品」と「消化の遅い食品」を
絶対に組み合わせない。
(もし悪い食べ合わせをすると)
腸内に「殺人的な混合物」が生まれます。すると、
消化に通常の3倍以上の時間がかかるため、
消化管は自浄に必要な休憩時間がとれなくなり、
有毒な汚れがこびりついていきます。
つまり、上記の汚れが万病の元なのだそうです。
そのダメな組み合わせの筆頭にくるのがトマトとパスタ。
トマト(←ファスト)ソースのパスタやピザは最悪。
その他、カプレーゼ、チーズとフルーツ、生ハムメロン、
かぼちゃのリゾット、パン、パスタなど、
論理的には頷けるし、ちゃんとすれば効果はありそう。
でも、決定的にダメなのが、我が家の料理人(夫)の好みに
合わないこと。
魚にレモン汁をかけるのも、炒め野菜に唐辛子を使うのも
ダメとなると、普通の日本人家庭では疑問符だらけに。
さらに、我が夫は生のトマトが大好きで、
夕食のサラダには殆ど毎回、大小の生のトマトが鎮座。
食材に関しては、あまりに我が家の(というより日本の)
食事内容とかけ離れているので、難しそうです。
病気になってしまい、苦しんでいるなら、
好きな食材や組み合わせを我慢するでしょうが、
そこそこ健康な暮らしを楽しんでいる場合はちょっと・・・・
でも、こういう考え方やエビデンス付きの研究があると
知っているのかいないのかは、大きな差に繋がりそうです。
知識を得て、鵜吞みにして大改革をすることができなくても、
出来る範囲でのみ、実践を始めて、徐々に進行。
これが私のやり方です。
その他のメモ;
p.173 バーベキュー:食材を網の上に置くタイプのBBQでは
肉の脂が炭火に流れ落ちます。すると、
「多環芳香族炭化水素(PAH)」という発がん物質を
たくさん含んだ煙が出て、食材がこれを吸収します。
(もしこうなったら、食べる前に肉の焦げを取り除く)
p.178 テフロン加工の鍋はNG